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警察国家
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警察国家(けいさつこっか)とは、警察が強大な権限を持っている国家のことであり、警察の力で国民を圧迫して社会の秩序を維持する国家のこと。西洋史においてドイツに現れた啓蒙専制主義にもとづく国家観の文脈においては、国民の行動や表現・思想など人権や自由を制限する強権政治によって、国民経済や国民国家の確立を図ろうとする国家のあり方をさす[1]。
[編集] 特徴
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警察国家の特徴は、大きく次のとおりである。
警察国家における警察は、殺人や傷害、強盗や詐欺といった通常の犯罪の取り締まりはもとより、特に国家に対して危険とみなした思想や団体を、その思想を持っていたり、団体に所属しているだけで逮捕ないし投獄する国家のことである(共謀罪)。
警察の権限が大きく、かつ以下の条件を満たす特別な警察組織が設けられていること。
警察が思想の取締りを行うことを主目的としている法律などがあり、これに基づいて活動していること。
通常の警察の上位に位置付けられているか、通常の警察とは独立していること(戦時中における特高警察など)。
警察の権限の範囲と対象が、実質的に制限されていないこと(裁判所の令状なく逮捕・捜索が可能など)。
密告が奨励されているか、義務付けられていること(特に冷戦時の社会主義国家や開発独裁国家、軍事独裁国家、戦時中の日本の隣組制度)。
刑務所とは別に、政治犯や思想犯を収容する収容所が設けられていること(北朝鮮はこれに当てはまる)。