| Tweet |
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090306/137142/
田原総一朗の政財界「ここだけの話」
小沢代表の対検察“戦闘宣言”は角栄仕込みか
2009年3月6日
東京地検特捜部は3日、西松建設の裏金事件に絡み、政治資金規正法違反の疑いがあると見て、民主党・小沢一郎代表の事務所の家宅捜索に入り、小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で、小沢代表の公設第一秘書を務める大久保隆規容疑者を逮捕した。
検察は4日、奥州市水沢区にある小沢氏の地元事務所と盛岡市の民主党県連も、政治資金規正法違反の疑いで強制捜査した。
小沢代表の“戦闘宣言”
新聞やテレビなどでも報じられているが、表に出ている金額では、毎年2500万円の献金を受けていたことが明らかになっている。
強制捜査と第一秘書の逮捕を受けて、小沢さんは強気一点張りの記者会見をした。
彼は記者会見で「この種の問題で強制捜査、逮捕という手法はこれまで全くなかった。衆議院の総選挙が取りざたされているこの時期において、このような今までやられたことのなかったような異例の捜査が行われたということは、政治的にも法律的にも不公正な国家権力、検察権力の行使だ」と語った。
要するに、検察の手段は不当であるという戦闘宣言をしたのである。
僕は、この“戦闘宣言”の記者会見を見て、田中角栄さんのロッキード裁判を思い出した。
ロッキード裁判を、小沢さんは一日も欠かさず傍聴席で目撃していた。
僕はこのロッキード事件は冤罪（えんざい）だと思っている。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 次へ
総合トップへ 時評コラム トップへ | バックナンバー一覧へ
バックナンバー一覧
「8割不支持」の総理に 国民はもはや関心を失った
危機管理できない内閣を 見捨て“動く政局”
不況の中、 中東ドバイで感じたこと
オバマ演説の影響？ 首相演説は理解不能
さらに過去の記事一覧へ…
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。