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ブルペン
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ブルペンで投球練習する投手。(グレート・アメリカン・ボール・パーク)ブルペン(bullpen)は、野球場にある野球の練習場。
目次 [非表示]
1 由来
2 投球練習場
3 リリーフカー
4 その他
5 関連項目
[編集] 由来
ブルペン(bullpen)は英語でもともと「牛を囲う場所」という意味である。そこから現在の野球に関する意味を表すようになった経緯については、闘牛場や屠殺場に送られるのを囲いで待っている牛を投手に見立てたという説、過去球場に遅く着いた観客がファウルゾーンで立ち見を強いられた状況を牛の囲い場に見立たという説、また外野フェンスにBull Durham Tobaccoの広告がかつてよく見られたため、などいくつかあるが、はっきりとは分かっていない。
[編集] 投球練習場
西武ドーム・一塁側ブルペン投手(試合開始前は先発投手、試合開始後はリリーフ投手)の投球練習に使われる。投手とブルペン捕手、バッテリーコーチ等が出入りし、他の選手や監督等が試合中に入ることはまずない。そのため、とくにプロ野球で使用される球場では、ダグアウト(ベンチ)との間にインターホンやテレビモニターが引かれていることが多い。
グラウンド内のファウルゾーンに設置されていることが多いが、練習中に打球が当たる恐れがあることなどから、近年ではスタンド内、日本ではとくにダグアウト(ベンチ)裏に設置されることが多くなっている。
日本のプロ野球の一軍本拠地球場では、神宮球場のみグラウンド内のファウルゾーンにブルペンが設置されている。西武ドームとスカイマークスタジアム(神戸総合運動公園野球場)は内野ファウルゾーンのフェンスと観客席の間にブルペンがある。迫力ある捕球音を内野席で間近に聞くことができ、球場へ足を運んだ観客が楽しめる魅力のひとつであるといえる。その他の球場はすべてスタンド内に設置されている。
かつて阪神甲子園球場、阪急西宮球場、藤井寺球場ではラッキーゾーンに設けられていた。阪神甲子園球場ではラッキーゾーン撤去後、しばらくの間ファウルゾーンのブルペンを使用していた。
阪神甲子園球場の春・夏の高校野球の試合時は、ファウルゾーンのブルペンを使用している。このブルペンは2007年までは常設されていたが、2008年の改修以降は仮設のものになり、プロ野球開催時には撤去されている。また投手板とホームベースも2組から1組へと減らされた。
アメリカMLBでは、観客から直接見えない場所にはブルペンを設置しない傾向にある。
[編集] リリーフカー
プロ野球において、クリネックススタジアム宮城(県営宮城球場)、千葉マリンスタジアム、横浜スタジアム、阪神甲子園球場、広島市民球場では、リリーフ投手はリリーフカーと呼ばれる車の助手席に乗り、ブルペンから登場する。ただし、なかにはリリーフカーがあるにも関わらず、それには乗らないで登場する投手もいる。
なお、アメリカMLBにはリリーフカーは存在しない。