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http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200903040090.html
岩永元農水相の政治資金問題、3千万円分は3月で時効に(1/2ページ)
2009年3月5日
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元農水相の岩永峯一衆院議員(67)=自民、滋賀4区=側が宗教法人「神慈秀明会」(滋賀県甲賀市)から計6千万円を受け取りながら政治資金収支報告書に寄付として記載していなかった問題で、3千万円の授受があった03年分の収支報告書の提出から今月1日で5年が経過し、処理が違法であっても政治資金規正法違反罪の公訴時効を迎えていたことがわかった。05年分の提出からはまだ5年は経過していない。
秀明会は03年と05年に、岩永氏の事務所担当者に小切手で各3千万円を渡し、引き換えに岩永氏が代表だった「自民党滋賀県第4選挙区支部」(党第4支部)名義の領収書を受け取った。秀明会は一貫して「寄付だった」と主張しているが、岩永氏側が滋賀県選管に提出した党第4支部の03年分の収支報告書には、秀明会からの寄付は記載されなかった。
同法の虚偽記載などの罪の公訴時効は報告書の提出から5年で、03年分は04年3月1日に提出されていたことから、今月1日に時効が成立した。05年分の収支報告書は06年2月27日に提出されており、11年の同日で満5年となる。
一連の問題では、滋賀県警が昨年5月、旧信楽町(現・滋賀県甲賀市)の汚職事件の関係先として秀明会本部を家宅捜索した際に、党第4支部名義の領収書を見つけ、任意提出を受けた。県警は、03年分の3千万円は岩永氏の長男が代表だった「岩永みねいち君を励ます会」の口座へ、05年分は党第4支部の口座へそれぞれ入金されていたことを確認したが、捜査はその後具体的な動きを見せていない。
政治資金規正法上、「励ます会」は企業や団体から献金を受けることはできず、03年分の収支報告書(04年3月26日提出)にも寄付の記載はなかった。
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