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http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY200903050174.html
小沢氏秘書、下請け迂回献金も認識 西松側に入金催促(1/2ページ)
2009年3月5日15時0分
小沢代表側への政治献金の流れ
民主党の小沢代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる違法献金事件で、準大手ゼネコン「西松建設」が、社名を出さずに迂回(うかい)献金する手口の一つとして、下請け業者に工事代金を水増しして支払い、水増し分を同代表の政党支部に献金させていたことが、関係者の話でわかった。
同代表の公設第1秘書と陸山会の会計責任者を兼ねる大久保隆規(たかのり)容疑者(47)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=は、下請け業者からの献金も西松建設の資金と認識しており、入金がないと西松建設側に催促していたという。下請け業者分を含む献金は95〜06年で総額約1億8千万円に上る。東京地検特捜部は5日に大久保秘書の自宅を捜索し、全容解明を進めている。
西松建設から小沢代表側への迂回献金ルートはこれまでに、同社のOBが代表を務めていたダミーの政治団体「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」から陸山会、政党支部▽子会社「松栄不動産」などから政党支部――の2ルートが判明している。
大久保秘書は、実際は西松建設からの政治献金であることを知りながら、03〜06年分の陸山会の政治資金収支報告書に、ダミーの2団体から計2100万円の寄付を受けたとする虚偽の記載をしたとして、3日に政治資金規正法違反容疑で逮捕された。
関係者によると、新たにわかった3ルート目の下請け業者経由の献金では、西松建設が、特定の下請け業者数十社が加入した組織を統括。これらの下請け業者に工事費の水増し分を、企業献金が許される政党支部に献金するよう指示していたという。
3ルートに分けたのは、1ルートの献金額が突出して、小沢代表側との密接な関係が目立つことがないように配慮したためとみられている。