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http://www.asahi.com/politics/update/0301/SEB200903010007.html
34歳、前自民県連幹事長破る 山口・柳井市長選
2009年3月2日0時0分
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当選を決めて万歳する井原氏(中央)=柳井市南町4丁目
山口県柳井市長選挙が1日投開票され、全国で2番目に若い34歳の市長が誕生した。民主党衆院議員の秘書を務めていた井原健太郎氏=無所属=が、前自民党県連幹事長で前県議の長谷川忠男氏(64)=同=を破って初当選した。投票率は73・71%に上り、関心の高さを裏づけた。同時に開票された県議柳井市区補選でも民主党候補が自民党候補を破り、自民に逆風が吹いた形だ。
全国市長会によると、現在の最年少市長は三重県松阪市の山中光茂氏で33歳。井原氏は1歳差だ。
柳井市では、今期で退く河内山哲朗市長(50)も合併前の旧市の市長選に初当選した93年当時は34歳で、全国一若い市長だった。井原氏は「柳井の市民には可能性に期待していただいた。市民参加型の政治をつくりたい」と喜びを語った。
井原氏は独身。昨年12月まで地元選出の平岡秀夫衆院議員(民主)の秘書を務めていた。07年の県議選柳井市区に無所属で挑み、この時は自民公認の長谷川氏に敗れた。
井原氏は当初、長谷川氏の県議辞職に伴う県議補選に立候補しようと準備を進めていたが、昨年末に市長選に出馬表明した河内山市長が今年1月、家庭の事情を理由に一転して立候補を断念。このため無投票を嫌った市民グループが井原氏に、市長選への立候補を要請した。
政治経験の少ない井原氏は「しがらみがない」と清新さをアピール。長谷川氏が「県との連携」を訴えたのに対し、「補助金頼みではなく地方の自立が必要」と訴えた。河内山市長が井原氏支持を表明した追い風もあり、長谷川氏に競り勝った。
県議補選では、民主新顔の河北洋子氏(51)が自民新顔の松野利夫氏(52)を破って初当選した。自民にとっては県連幹事長経験者が敗れた市長選と合わせて二重の痛手となった。