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581 :無党派さん:2009/02/27(金) 13:22:48 ID:T0XXq/uG
0227
http://www.kamiura.com/new.html
今日の朝刊各紙で小沢氏の発言(この欄の2月25日の件)に対する自民党の批判を報じている。
その各紙の記事を読んだ感想は、巌流島で佐々木小次郎と決闘した宮本武蔵の言葉を思い出した。
刀の鞘(さや)を投げ捨てた小次郎に、武蔵が「小次郎、敗れたり」と叫んだあの言葉である。
昨日(26日)、小沢発言に批判を浴びせた自民党幹部の言葉に、武蔵の「自民党、敗れたり」という言葉が重なった。
自民党幹部が米軍再編の意味をまったく理解していないからだ。
明らかに小沢氏の論が日米の安全保障を知り尽くした軍事論を感じる。
小沢氏の発言は在日米軍の削減論ではない。米軍の兵器技術の進歩や戦略環境の変化で、もっとも効率的な運用に転換するための米軍再編なのである。
陸軍・空軍・海兵隊を日本から撤退させることは、米国こそが日本に求めている21世紀型の戦略転換なのである。
そんなことも知らない自民党幹部の発言に唖然とした。
自民党に正論を語れる軍師はいないのか。まさに責任政党として末期症状である。
もう米ソ冷戦時代のカビ臭い思考では通用しない。
私は2日前のこの欄で、小沢氏のこの発言は民主党内の安全保障論を一本化できると書いたが、社民党や共産党も全否定は出来ない現実的な論理なのである。
むちろん自衛隊員もこの小沢発言に好感を持つと思う。
自民党はなぜ小沢発言が在日米軍の削減案ではないのか、その辺りの基礎から軍事問題を勉強し直すことをお勧めする。
また民主党内で安全保障通と自称する人も、なぜ自民党幹部の考えが通用しないか考えて欲しい。
民主党内の安全保障論議で右だ左だと言うこと自体が間違いなのである。
冷戦時代ではあるまいし、日本の現実的な平和論に右や左はない。
近い将来の日米安保同盟関係は、第7艦隊だけが日本に常駐配備される米軍体制しかないのだ。