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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000030-tsuka-pol
「市場原理主義」も「古い自民党」も御免だ
2月24日19時9分配信 ツカサネット新聞
麻生首相の郵政民営化を巡る一連の発言に端を発して、引退を目前に控えた小泉元首相が反発し、それに麻生首相では総選挙を戦えないとする若手議員が同調したり、派閥の領袖、幹部とかいわれる大先生達が反発したりして、まるで、路線対立の様な様相を示している。
相互に相手側を罵って曰く、片や「市場原理主義」、片や「古い自民党」と言うことになるのだそうだ。
市場原理主義によれば、まるで神の判断がそうであるように、市場の判断は常に正しいと言うことになる。
従って、企業の価値のみならず、人の価値、資源の価値、食料の価値、命の価値、全ての判断が市場で為され、価値のあるものには、対価として、正当な金銭的利益が与えられ、価値の無いものは、消えていく、ただそれだけの事と言うことになるのだろう。
その結果が、見ての通りの有様なので、今更、どの様に誤魔化しても、小泉−竹中路線を継続することは、愚の骨頂だろう。
ただ、一方で「古い自民党」と言うのも、どうだろうか。
例えば、麻生首相の郵政民営化を巡る発言を聞いていると、この人は、真剣に国の政策を考えたことがあるのか非常に疑問となる。
麻生首相にとって、政策とは、国家や国民の事を真剣に考えた上の判断ではなく、どちらが、当面国民の目を欺きながら、利権政治を継続出来るか、その欺き方を見計らっているだけであろうことは、事の発端である麻生首相の一連の郵政民営化に対する発言から十分に伺える。
つまり、「古い自民党」については、その政策の中身を吟味すること自体が無意味なのかもしれない。
まあ、どちらも御免、と言うのが個人的な感想だ。
しかし、しばらくは、このどこかの県議会レベルの猿芝居に付き合うしかなく、その間、この国の政府には何も期待できない状況が続くことを思えば、政治家としての麻生首相の罪は、計り知れない。
日本国は、最悪の時期に最低の首相を戴いてしまった。