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848 :無党派さん:2009/02/21(土) 19:02:13 ID:VEbKsK4p
対日外交、「麻生後」にらむ=要求型から協調型へ−米
【ワシントン21日時事】オバマ米大統領は24日、麻生太郎首相を最初の外国首脳として
ホワイトハウスに招き、会談に臨む。国内で著しく求心力が低下している首相との会談を
この時期に受け入れたオバマ政権の意図はどこにあるのか。
また、同政権は日本にどう向き合うのか。識者の分析を交えて探った。
「ジェスチャーは麻生氏個人ではなく、同盟国たる日本に向けられたものだ」−。
ジョージ・ワシントン大のマイク・モチヅキ教授は、オバマ政権が「麻生後」もにらみ、
金融危機への対応やアフガニスタン安定化などで、日本と息の長い協力関係を
築こうとしていると見る。日本の政局は衆院選を控えて不透明さを増しており、
同教授は「大統領は首相交代や自民党下野の可能性を織り込み済みだ」と指摘する。
オバマ政権は、軍事力に偏らず、政治、経済、文化を総動員させる「スマートパワー外交」を掲げ、
国際協調を重視している。モチヅキ教授は「他国に対して『聞く耳』を持っているし、
要求を突き付けるような手法は取らないだろう。そこがブッシュ前政権と決定的に違う」と話す。
前政権はイラク、アフガン両戦争で日本に自衛隊派遣を強く迫ったが、オバマ政権は
得意分野での貢献に期待を寄せる。オバマ大統領は19日の米・カナダ首脳会談で、
2011年のアフガン撤退を目指すカナダ側に軍事的な追加支援を求めず、
開発支援拡充を歓迎した。日米関係筋は「日本がアフガンで果たせる非軍事の
役割は多い。日本から建設的提案をすべきだ」と主張する。
保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は、
対北朝鮮外交でオバマ政権が日本の意見に耳を傾けることに期待を示す。
「拉致問題を核問題解決の障害にすべきではないとの声も聞くが、米国は
拉致問題を無視してはならない」と訴える。ただ、同政権は非核化への切り札として
国交正常化も視野に入れており、強硬姿勢を崩さない日本との足並みがそろうかが注目される。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009022100235