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2009/02/21(土) 11:56:02 ID:jIeqoFEI
スコープ 止まらぬ政権の地盤沈下 読めぬ展望 動けぬ公明
麻生政権の地盤沈下が止まらぬ中、公明党が今後の政局展開に警戒感を強めている。ハプニング的な
衆院解散や、7月の東京都議選と次期衆院選の重複は同党としては避けたいところだが、自民党内の
動きを注視するしかないのが実情だ。 (大杉はるか)
公明党の太田昭宏代表は二十日の記者会見で、自民党内で表面化する麻生降ろしに質問が飛ぶと、
「予算の早期成立という一点に集中し、政党政治家は責務を果たすとき」と強調し、首相交代論には言及
を避けた。
二〇〇九年度予算の年度内成立も、予算案が衆院通過すればメドが付く。その後は自民党内で麻生
降ろしが本格化する可能性が高いが、公明党は「うちは絶対仕掛けない」(中堅)と静観を決め込んでいる。
支持者からは麻生批判が寄せられる。だが、公明党が注意するのは政権崩壊の引き金を引く「悪役」に
ならないこと。森、福田両政権の退陣は、いずれも同党幹部の発言が引導を渡した格好になった。三たび
そんな事態になれば、太田氏や北側一雄幹事長ら、小選挙区で選挙を戦う幹部の自公選挙協力に悪影響
となることを懸念しているからだ。
公明党にとって最悪なのは、麻生降ろしがズルズルと長引き、衆院解散・総選挙と七月十二日投開票の
都議選が重なること。幹部の一人は「うちとしては衆院選挙は八月以降しかない」と漏らし、都議選以降に
自民党総裁選を前倒しし、その後に衆院解散となるスケジュールを期待する。
ある中堅は党内の現状を「昨年は解散の時期だけが重要だったが、今は(選挙の顔を)誰でやるのか、
争点は何かと考えなければいけないことが多い」と説明し、頭を抱える。
麻生降ろしとは今のところ一線を画しながら、幹部は自民党内の情報収集に力を入れ、政局の流動化に
備えている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009022102000111.html