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http://www.asahi.com/politics/update/0218/TKY200902180295.html?ref=reca
消極的支持「総選挙は麻生首相で」 自民・地方幹部(1/2ページ)
2009年2月18日23時8分
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次の総選挙は麻生首相で戦うべきか、新しい総裁・首相で戦うべきか。朝日新聞社が自民党の47都道府県連の地方幹部に取材したところ、約3分の2の30都道府県連が「麻生首相で」と回答した。しかし、「誰が首相になっても同じ」(栃木)など消極的支持が目立った。総裁選の際、圧倒的支持で麻生氏を選んだ地方組織には、「ポスト麻生」も見いだせず、首相を降ろすに降ろせない手詰まり感が漂う。
首相の盟友である中川昭一氏の財務相辞任で、自民党内では「麻生離れ」が進んでいる。こうした情勢を踏まえ、17、18両日、原則、都道府県連幹事長に取材した。
「麻生首相で」と答えた理由としては、「地方にも目を向けており、これから真価が発揮される」(鳥取)と前向きな意見もあるが、「今さら代えても同じ」(熊本)、「他に顔になる人がいない」(長野)との声が相次いだ。麻生氏は総選挙を経ない3人目の首相だけに、「4人目になると、ますますイメージが悪くなる」(広島)との指摘もあった。
7月に都議選を控える東京は01年、当時の森首相を批判して「森降ろし」を主導したが、今回は「総裁選で麻生氏を選んだ。この時期にガタガタしても組織を弱めるだけ」と麻生支持の姿勢だ。
昨年9月の総裁選で首相が地方票141票(各都道府県3票)のうち134票を獲得したこともあり、「圧倒的多数で選んだのだから最後まで支えるべきだ」(岩手)といった意見も少なくない。
一方、「新しい総裁・首相で戦うべきだ」と明確に答えたのは、山形、群馬、岐阜、静岡、大阪、山口、沖縄の7府県連。「今のままでは選挙に勝てない」(山口)、「女性を担ぐくらいでないと勝てない」(岐阜)などが主な理由だ。
静岡は自民党を離党した渡辺喜美・元行革相をポスト麻生候補に挙げたが、「代わりの名前がすぐに出ない」(沖縄)との回答も。「その他・無回答」の10県連とあわせ、「麻生支持」に回らなかった組織は3分の1に及んだが、ポスト麻生は探しあぐねている。
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