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2月6日10時35分配信 琉球新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090206-00000010-ryu-oki
【北谷】北谷町の進める「フィッシャリーナ整備事業」の土地2街区(約4・2ヘクタール)を33億8500万円余で購入したリーテック(東京、平松克敏社長)は5日までに、この土地を同額でオリックス不動産(東京、山谷佳之社長)に売却することを決めた。2社は5日、土地所有権移転に関する覚書を町と調印した。13日に2社間で土地所有権を移転する予定。
リーテックは世界的な金融危機の影響と説明した。
同事業は美浜アメリカンビレッジ北側海域の埋め立て地で漁業とマリン産業の融合を目指す計画。リーテックやオリックス不動産は、町の公募で事業予定者に決まった企業グループ「チャタン・ブルー・リゾート」の構成企業。2街区には、同事業のメーンとなるホテル事業が予定されている。運営は西武グループのプリンスホテル(東京、渡辺幸弘社長)が当たる予定で、その点の変更はない。
オリックス不動産は覚書のほか、リーテックがこれまで進めてきた事業を継承する趣旨の協定書にも調印。町によると、所有権移転に伴うスケジュールの遅れや計画変更はない。町との土地売買契約によると、11月までにホテル建設を着工する予定。
リーテックは「世界的な金融危機による資金調達難で、オリックス不動産が所有する方が事業推進に役立つと判断した。これからは開発の補助でかかわっていく」と述べた。野国昌春北谷町長は「オリックス不動産には進ちょくに遅れのないよう伝えた。世界的な不況で町民も心配しているので、早期に着手してもらいたい」と語った。
(当銘寿夫)