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2009/02/07(土) 10:37:15 ID:fUeI92n8
コンサル社長ら立件へ 『鹿島』の裏金支出先 30億円所得隠し 10人前後脱税容疑
大手精密機器メーカー「キヤノン」(東京)の工場建設をめぐり、大手ゼネコン「鹿島」(同)が裏金を捻出
(ねんしゅつ)していた問題で、裏金の大半を受け取った大分市のコンサルタント会社社長(65)が、架空
外注費の計上などで約三十億円の所得を隠した疑いがあることが分かった。東京地検特捜部は来週にも、
法人税法違反(脱税)の疑いで、社長ら十人前後を立件する方針を固めたもようだ。
関係者によると、鹿島は二〇〇三年以降、キヤノンや大分県土地開発公社が発注した大分市内のデジタル
カメラ生産「大分キヤノン」とプリンター関連生産「大分キヤノンマテリアル」の二工場の用地造成・建設工事
や、川崎市のプリンター研究施設、宇都宮市の研究所の建設工事を受注した。大分の工場だけで受注額
は約四百七十億円に上った。
大分の工場は、九州のキヤノン関連工事で実績があった大手ゼネコン「大林組」(大阪)の受注が有力視さ
れていたが、コンサル会社社長の働き掛けで鹿島が主な受注に成功したとされる。
コンサル会社社長は、鹿島や下請けの「九電工」(福岡)から手数料として巨額の資金を受領したが、複数
の下請け業者に外注費を計上したように装う手口で所得を隠した疑いが持たれている。手数料は実質的な
謝礼とみられ、社長が経営する三社が隠した所得は三十億円以上になる。
コンサル会社社長は、日本経団連会長でキヤノン会長の御手洗冨士夫氏と同じ大分県佐伯市出身。兄が
御手洗氏と地元高校の同級生だったことから親密な関係だったといわれている。
民間調査会社によると、コンサル会社は一九九〇年十二月に設立され、従業員は八人。二〇〇六年九月
期の売上高は約六億四千三百万円。
<鹿島の裏金問題> 鹿島は東京国税局の税務調査を受け、2006年3月期までの2年間に約6億円の
所得隠しを指摘された。鹿島は隠した所得の使途を明かさず、使途秘匿金とした。だが、関係者の証言な
どで、使途先として大分市内のコンサルタント会社社長が浮上した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009020702000070.html