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【政治】 麻生首相の総選挙先送りで日本経済にリセッション(景気後退)悪化のリスクも 景気対策世界に出遅れ
1 :ビーフ・・・・・φ ★:2009/02/05(木) 07:14:35 ID:???0
★麻生首相の総選挙先送りでリセッション悪化も−景気対策世界に出遅れ
2月2日(ブルームバーグ):麻生太郎首相は、敗北を恐れて総選挙を先送りする結果、
日本経済にリセッション(景気後退)悪化のリスクをもたらしている。
就任から5カ月足らずで支持率が20%を割り込んだ同首相は、総選挙を求める野党の要求を拒否している。
この結果、政治の空白が生じ、同首相が約束した景気対策は実施のめどが立たない。
米戦略国際問題研究所(CSIS)の客員研究員、渡部恒雄氏は津波が押し寄せているのだから、
政府の効果的な景気刺激策が必要だとして、麻生首相と自由民主党は権力にしがみつくことで、
景気急減速の庶民への影響をさらに悪化させていると指摘した。
政策金利は既にゼロに近く、戦後最悪と予想される不況に対して日本銀行にできることはあまりない。
日本の立ち往生ぶりは、米国や中国と対照的だ。米国ではオバマ大統領が「大胆で迅速な行動」を
約束して1週間で、8190億ドル(約73兆6400億円)規模の景気対策法案が下院を通過した。
中国は景気刺激のための4兆元(約52 兆6200億円)の支出を表明。ドイツも財政支出と減税を計画している。
ソシエテ・ジェネラルのアジア太平洋担当チーフエコノミスト、グレン・マグワイヤ氏(香港在勤)は
「日本の財政政策はアジアばかりか世界で最も出遅れるだろう」として、
「総選挙をしない限り、大規模で効果的な政策が迅速に実施される望みは明らかに薄い」と指摘する。
国際通貨基金(IMF)は09年の日本経済が2.6%のマイナス成長になると予想。
英国の2.8%マイナスに次いで世界で2番目の深い落ち込みを見込んでいる。 (続く)
Bloomberg http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=an.saPkJExsw
記事の続きは>>2-5あたりに
2 :ビーフ・・・・・φ ★:2009/02/05(木) 07:14:46 ID:???0
>>1の続き
■停滞
ニューヨーク大学スターン経営大学院のヌリエル・ルービニ教授は、
「日本は豊かで強い国だが、必要な措置を取らないために停滞するリスクがある」と分析する。
昨年9月に就任した麻生首相は、就任後の勢いを駆って早期に総選挙を実施すると見なされていた。
しかし人気は長続きせず、首相は景気対策を最優先するとして選挙先送りに転じた。
同首相は同年10月に、国民1人当たり1万2000円の定額給付という景気対策を打ち出した。
マッコーリー証券(東京)のチーフエコノミスト、リチャード・ジェラム氏は
「政策の焦点がずれている上に、日本経済を襲っている需要急減の衝撃に対して規模が小さい」との見解を示した。
麻生首相は投資家の信頼も失っている。6日に公表された野村証券の調査によれば、
投資家は麻生政権が今年の株価回復に対する最大の障害だと考えている。
以上