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http://www.asahi.com/politics/update/0202/SEB200902010014.html
北九州市議選、自民3人落選 揺らぐ首相の足元(1/2ページ)
2009年2月2日1時19分
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麻生政権発足後、初めての政令指定市議選となる北九州市議選(定数61)は1日投開票された。秋までに必ず行われる総選挙の行方を占う前哨戦。前回は公認全員当選を果たした自民は、公認18人のうち3人が落選。低支持率にあえぐ麻生内閣の逆風が影響した形だ。麻生首相にとっておひざ元で苦戦を強いられたことは痛手となりそうだ。一方、民主は新顔6人を含め全員当選を果たし、政権交代に向けて弾みをつけた。
投票率は50.33%で、初めて50%を割った前回(49.35%)に次ぐ過去2番目の低さ。当日有権者数は80万1276人。
党派別の当選者数は自民15(前回16)、民主9(9)、公明11(11)、共産10(10)、社民4(4)、地域政党のふくおかネットワーク1(0)、無所属11(14)。無所属のうち推薦は自民3、民主・社民の両党推薦1、民主単独1、社民単独0。新旧別では現職45、新顔16。女性は現職7、新顔2の計9人が当選。01年と05年の7人を上回り、過去最多となった。
北九州市の西部は中選挙区時代、麻生首相の地盤だった。しかし、麻生内閣の支持率は20%を割っており、自民党にとっては逆風下の選挙となった。ポスターから「自民」の党名を外す候補が7人も出るなどなりふり構わぬ選挙戦を展開。現職だけ18人を公認したが、3人が落選した。麻生政権にとっては、自民党の3衆院議員が支援した山形知事選の敗北に続く打撃となりかねないが、自民党福岡県連の新宮松比古会長は「予想の範囲内。もっと悪い結果が出てくることも考えていた。衆院選に向けて、皆が一丸とならなければ」と語った。
公明は逆風のあおりを受けながらも手堅く組織票をまとめ、全員当選を果たした。
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