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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009012502000129.html
スコープ 民主、外交活動を加速
2009年1月25日 紙面から
民主党が次期衆院選での政権交代をにらみ、外交活動を活発化させている。特に重視しているのはオバマ米政権との関係で、党幹部の動きが目立つ。ただ、小沢一郎代表だけは一線を画している。 (竹内洋一)
民主党外交は年明け早々から動いた。アフガニスタンから帰国した犬塚直史「次の内閣」外務副大臣は六日の記者会見で、武力衝突停止に向けた取り組みをアピール。イスラエルの攻撃を受けたパレスチナ自治区ガザ情勢に関しては、鳩山由紀夫幹事長らが双方の駐日大使と面談した。
各国が日本の政権交代の可能性を予測していることも作用しているようだ。ある党幹部は、各国外交筋からの面会要望が「かなりある。民主党がどういう考えを持っているのか聞きたいということだ」と明かす。
民主党が最重視する対米関係では、オバマ大統領就任前の昨年十二月から、新政権との関係構築を目指し、接触を続けている。
岡田克也副代表はワシントン、ニューヨークを訪れ、政界関係者らと会談。その後に菅直人代表代行、鳩山、岡田両氏、前原誠司副代表の代表経験者四人が、次期駐日大使への就任が固まっているジョセフ・ナイ元国防次官補らと都内で会談。アフガン政策などで意見を交わした。訪米団を二月にも派遣する方針だ。
小沢氏が、オバマ大統領の地元シカゴの小学校への支援活動を十年以上続けていることもあり、鳩山氏は記者会見で「小沢代表とオバマ大統領、民主党と米民主党は、温かい関係を築けるのではないか」と期待する。
小沢氏は政権獲得前の動きが「捕らぬタヌキの皮算用」と受け取られることを嫌い、一連の外交活動にかかわっていない。鳩山氏から訪米計画を打診されると、「オレが訪米するのは選挙に勝ってからだ」と言い切った。