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http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090115AT3S1500N15012009.html
消費税増税、自民で賛否分かれる
自民党の財務金融部会などの合同会議は15日午前、今国会に提出する来年度税制改正関連法案について意見を聴取した。2011年度からの消費税増税を同法案の付則に明記することを巡り、賛否両論が出た。同党執行部は来週中に了承を取りつけたい考えだが、一部議員は採決での造反の可能性も示唆しており、難航は必至だ。
同会議では塩崎恭久元官房長官が「行政改革をやらずに増税では、国民の理解が得られない」などと方針の見直しを要請。これに対し、野田毅元自治相は「行革が完全にできないと消費税は一切上げられないとなれば、社会保障がつぶれてしまう」と反論した。
自民党の細田博之、公明党の北側一雄両幹事長ら与党幹部は同日午前、都内のホテルで会談。消費税増税の明記について公明党側は「昨年末に公明党の意見も反映して表現ぶりは決着し、閣議決定もしている。自民党内でしっかり対応してほしい」と述べ、自民党内の意見対立に不快感を示した。(12:01)
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