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とにかく歩くしかない 小沢代表、東京・豊島区で
小沢一郎代表は14日午後、東京都豊島区内のえばたたかこ・東京都第10区総支部長の事務所を訪問。不在中のえばた総支部長に代わって中田兵衛豊島区議ら居合わせたスタッフから報告を受け、「とにかく歩くしかない」と激励し、日常の党としての政治活動の重要性を改めて語った。
小沢代表は、総選挙の時期について「すぐあってもおかしくないから、そのつもりでいてほしい」と方針を伝えた。また「とにかく歩いて歩いて、歩くしかない。都市部も地方も、選挙は変わらない。歩きたおすしかない」などとして、地域を回って国民の皆さんの声をお聞きするなかで民主党への支持の輪を広げていくようにとアドバイスを行い、スタッフの皆さんを激励した。
この後、小沢代表は記者団の質問に答え、同日、都内の主に新人の事務所を訪ねたことについて「東京は(小選挙区が)25もある。(300小選挙区の)一割近い議席がある。この前は惨敗したから、何とか過半数は取らなければいけない」として、東京で勝って政権交代につなげる決意を示した。
第2次補正予算案の採決に際し、与党内から造反の動きが見られたことについては「(麻生内閣が)国民の生活実態や意識感情をまったく聞き入れることのできない、くみ取ることのできない、ただ役所の上に乗っかったやり方だけしていることになれば、国民の皆さんの批判が非常に強くなる。結果として、国民の皆さんから選ばれている議員にも、このままではダメだという人が増えてくるのではないか」と指摘。内閣そのものが、まったく機能しなくなりつつあるという見解を語った。
民主党の対応に関する質問には「従来から一貫して『国民の生活が第一。政治は生活を守るためにある』という自分たちの主張を正確に理解してもらうことに全力を尽す。それのみだ」として、気を引き締めて臨み、一枚岩で政権交代をやり遂げる覚悟を示した。