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2009/02/17(火) 02:16:16 ID:+V4585Am
旧経営陣に110億請求へ 新銀行東京、経営悪化の責任追及
石原慎太郎東京都知事の主導で設立され、経営再建中の新銀行東京(新宿区)は16日、不適切な
業務運営が経営悪化を招いたとして、仁司泰正元代表執行役(68)と丹治幹雄元執行役(54)の2人
に計約110億円の損害賠償を請求する方針を固めた。17日、正式に発表する。
仁司氏はトヨタ自動車出身。豊田通商常勤監査役から新銀行に招聘され、2004年4月、代表取締役
に就任。同6月から07年6月まで初代代表執行役を務めた。丹治氏は06年6月から07年6月まで
執行役だった。
新銀行は昨年3月、旧経営陣が独善的な運営をし、責任が重いとする内部調査の報告書を公表。最終
的な対応を判断するため、法律事務所に調査を委託していたが、不良債権の増加は開業当初の経営陣
の不適切な業務運営が原因と結論付けたもようだ。
石原知事も昨年以来、仁司氏ら旧経営陣に対し、法的責任を追及すべきだとの主張を繰り返していた。
新銀行は都の1000億円の出資を受け、05年4月開業。中小企業向けの無担保・無保証融資を売り物
にしたが、ずさんな融資のため、昨年3月期決算で累積赤字が1016億円に膨らんでいた。
都は昨年4月、新銀行を支援するため、400億円を追加出資。同10月には融資資金をだまし取ったと
して、詐欺容疑で元行員らが警視庁に逮捕された。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021601000930.html