★阿修羅♪ > 国際4 > 837.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
アメリカで捕まったロシアスパイについて
http://www.asyura2.com/09/kokusai4/msg/837.html
投稿者 taked4700 日時 2010 年 7 月 02 日 02:46:56: 9XFNe/BiX575U
 


 アメリカで捕まったロシアスパイについて

 今頃、ロシアのスパイがアメリカで核情報を探っているだろうか?しかも、指令書なるものまで持っていたと言う。地面に金を埋めて、何年もたってからそれを掘り出していたとも言う。指令書のようなものを残しておくこと自体があまりに不自然だし、アメリカで大量の現金を使うことはまずない。それに、日本と違って100ドル札はあまり流通していない。
 ともかく、とてもありえない話だ。既に米ロの国力の違いは際立っている。ゴルバチョフのソ連共産党書記長就任のころから、ソ連(ロシア)の内部にはアメリカ側の人たちが入り込んで、ソ連の政治のコントロールをやっていたはずだ。つまり、既に1980年代からアメリカはソ連(ロシア)を実質的に取り込んでいて、今では一種の同盟国のようなものになっている。
 今回のことは一種のアドバルーンで、米ロ関係が未だに対立関係であると見せかけるためにやられたのだと思う。日本が関係があるのかどうかはよく分からない。ただ、本格的な戦争へ発展する可能性はまずないはずで、民間のテロのようなものを起こす時に、そのカモフラージュとしていろいろな可能性を持たせるためのもののような気がする。つまりアルカイダによるテロが海外でまた起こると言うことではなく、まったく別の新しい勢力がテロを起こすようになると言うことではないだろうか?多分、ロシアと中国の間の地域、または、ロシアとヨーロッパの間の地域が危ないはずだ。
イラクもアフガニスタンも、今後は国際社会から忘れ去られ、内部では社会崩壊が進むのだと思う。数日前、アフガニスタン取材から帰ったフリーランスの記者の方がアフガニスタンで以前は見られなかった奇形児が6人に一人の割合で生まれているとある番組で話されていた。今年の1月、高遠さんがイラクでは約2割の新生児が奇形だと週刊金曜日という雑誌で書かれていたが、まさに、米軍が使っていた劣化ウラン弾の影響がアフガニスタンでも表面化してきたわけだ。
イラクやアフガニスタンからの米軍撤退をオバマ大統領は任期終了までに実現しようとするだろう。そして、それをバネに再選にのぞむはずだ。だから、そのころまでに、イラクやアフガニスタンを国際社会から隠す必要がある。そのため、2003年のイラク戦争開戦当時から多くのジャーナリストが戦場で殺されたし、2007年から2008年にかけて韓国のボランティアや日本のペシャワール会のメンバーが誘拐されて殺害されたのだ。ペシャワール会の伊藤和也さんの場合は、事件後、犯人と名乗るターリバーン勢力とされるものが、「この非政府組織が住民の役に立っていたことは知っている。しかし、(ターリバーンの見解からすると)住民に西洋文化を植え付けようとするスパイだ。そして、全ての外国人がアフガニスタンを出るまで殺し続け、日本のように部隊を駐留していない国の援助団体でも、我々は殺害を続ける」(この部分はウィキペディア「アフガニスタン日本人拉致事件」:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E6%8B%89%E8%87%B4%E4%BA%8B%E4%BB%B6からの引用)とし、国外からの政府関係以外の介入を拒否している。ターリバーンのほとんどの人は、米軍による無差別攻撃に怒りを感じて、反米のためにターリバーン運動へ参加しているはずだ。しかし、その結果、却って、自国を国際的に孤立させ、アメリカをはじめとした強欲な勢力の犠牲になることを招き寄せる働きをしてしまっている。彼らの動きは、まさに巧妙に利用されているわけだ。
なお、イラクでは、「2006年に入って、武装勢力がイラク人の技術者や知識人を巧妙に殺害していることがわかってきた。フセイン政権は国力となる知識階級を積極的に育成してきたが、武装勢力はこれらの人々を直接殺害、あるいは拉致してから殺害して死体を遺棄するなどの方法で、すでに医師が約300名、科学者が約100名、大学教授は80名以上が殺害された。知識階級はバース党員や旧政府の官僚が多かった為、抑圧されてきた勢力の犯行だと考えられるが、身代金目的の誘拐も数多い。このような治安悪化を理由として、40万人のイラク人が危険を感じて国外へ逃亡しており、国家の基礎体力低下は避けられない。2006年にイラクにいる医師は全土で2000名程度と見られている」(この部分は、ウィキペディアの「イラク戦争」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E6%88%A6%E4%BA%89よりの引用)という状況であり、イラク国内の一般市民が海外へ情報発信ができにくくなりつつあるし、そもそも、一般市民が自国の状況が本当はどんなものであるか理解すること自体ができにくくなっているはずだ。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2010年7月02日 16:58:58: 1bI51T5To6
投稿者さんへ
>1980年代からアメリカはソ連(ロシア)を実質的に取り込んでいて

というのは少し違うのではないでしょうか?

2008年7月15日発行の書籍、新版300人委員会 [上] 支配される世界、ジョン・コールマン博士 著、太田龍 監訳、成甲書房、1800円の8ページには

「ロシアはウラジミール・プーチン大統領という鋭い洞察力とビジョンを持つ高潔な決意の人物によって、300人委員会の支配から解放された。」
と報告されています。


02. taked4700 2010年7月02日 18:55:21: 9XFNe/BiX575U: tC8f2oPwcc

01さん、

>「ロシアはウラジミール・プーチン大統領という鋭い洞察力とビジョンを持つ高潔な決意の人物によって、300人委員会の支配から解放された。」
と報告されています。

が、なぜ、「1980年代からアメリカはソ連(ロシア)を実質的に取り込んでいて」とは異なる現実を示すことになるのですか?

もう少し詳しく書いていただかないと、反論も大変です。単に、「1980年代からアメリカはソ連(ロシア)を実質的に取り込んでいて」の意味を書いてくれというのでしたら、それはそれでできますが、どちらでしょうか?


03. 2010年7月03日 17:38:07: 1bI51T5To6
02さんへ

01です。私の文が足りなかったようです。
もう少し考えてから、コメントさせていただきます。



04. 2010年7月04日 08:16:20: ak0oHVvJQY
ロシアは、プーチン氏がいる限り、大丈夫。

ロシアは、民主主義より中央集権支配体制が、合っている。

広大な領土を統治するには、強権政治が、最適なのだ。

国民性を分析すれば、理解できる。

さらに、欧米の支配層は、邪魔になれば、排除しだす。

ロシアの課題は、いつも経済なのだ。

経済と軍事のバランスが、取れていない。

したがって、経済成長をする基盤が、いつも弱いのだ。

優秀な学者を輩出するのは、アメリカに次ぐ規模なのに、

その技術の民間に活用しにくい点が、問題なのだ。

これは、命令システムの不具合なのです。


 途中で、中抜きされるから。まあ、汚職やね。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 コメントの2重投稿は禁止です。  URL紹介はタイトル必須
ペンネームの新規作成はこちら←
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 国際4掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 国際4掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧