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英総選挙まさかの三つどもえ 第3党・自民、支持率1位(朝日新聞)<小選挙区制は民意を反映しない> http://www.asyura2.com/09/kokusai4/msg/785.html
小選挙区制は民意を反映しない。このことについては小選挙区制の“母国”といわれるイギリスでの次のニュースを見ればよく分かる。まだ選挙が行われた訳ではないが、世論調査の結果によると支持率第3党の労働党が議席獲得数は第1位を占めるというのだ。そんな馬鹿なと思う方も多いだろうが、小選挙区制ではこんなとんでもないことが起こりうる。見直しの議論も出ていると聞くが、当然のことだろう。 ======================================== http://www.asahi.com/international/update/0420/TKY201004200499.html 英総選挙まさかの三つどもえ 第3党・自民、支持率1位(朝日新聞) (1/2ページ)
英国では民間機関がメディアと連携し、毎日世論調査を行っている。自民党が1位になったのは、18日付日曜紙メール・オン・サンデー(MOS)の世論調査。同党の32%に続いて、保守党が31%、労働党が28%となった。同紙は、自民党が選挙戦の調査で単独で支持率1位になるのは、かつて2大政党の一角を担った前身の自由党以来104年ぶりと報じた。 さらに、別の世論調査会社「YouGov」が18日に発表した調査でも、自民党は33%で、保守党(32%)と労働党(26%)を抜いた。その他の世論調査でも、12日の議会解散前は18〜20%ぐらいだった同党支持率は先週後半から10ポイント前後跳ね上がっている。 きっかけは15日に行われた英国初の主要3政党党首によるテレビ討論だ。2大政党を「古い政治」と批判したクレッグ党首は、新たな選択肢の可能性を印象づけ、中継した民放局の世論調査で労働党のブラウン首相、保守党のキャメロン党首に圧勝。「誠実さ」「カリスマ性」「力強さ」で高く評価された。 ただ、現行の単純小選挙区制は2大政党に有利。しかも現在の選挙区割りは労働党に有利とされる。MOS紙の世論調査結果をもとに実際の選挙区ごとに勝敗を予測すると、定数650のうち、自民党は現有の63議席から倍増するものの121議席どまり。保守党は230議席。「漁夫の利」を得る形で、支持率3位の労働党が267議席でトップという形になる。 ----------------------------------- 勝敗はともかく、自民党の躍進で、どの政党も議席の過半数(326議席)に届かない「ハング・パーラメント」(中ぶらりんの議会)の可能性はより高まった。選挙戦後に連立政権を模索することになれば、同党が「キングメーカー」になるのは確実だ。 2大政党の批判の応酬だった選挙戦の様相も変化しつつある。保守党のキャメロン党首は「自民党に投じることは、また5年間ブラウン首相ということだ」と矛先を自民党に向ける。逆に、自民党との連立をもくろんでいると言われるブラウン首相は政策の近さを訴え、秋波を送る。 ただ、2大政党にとっては、政策論争で中道の自民党を攻めることは、これまで自らがとってきた中道化路線の否定にもつながるため難しく、攻めあぐねている。
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