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ロシア地下鉄で自爆テロ 〜 北方領土を返還できない本当の理由 〜 http://www.asyura2.com/09/kokusai4/msg/757.html
(回答先: アメリカと同じ轍を踏もうとしているロシア〜ロシア大統領 テロと戦う強い決意示す〜 投稿者 まりお 日時 2010 年 3 月 30 日 09:57:45)
【記事転載元:自由っくう人の時事放談http://freeminded.blog70.fc2.com/blog-entry-26.html】 モスクワの地下鉄で、女性2人による自爆テロが発生したもようである。 ベルリンの壁崩壊を端緒にしたソ連崩壊時、ウクライナを筆頭に、多くの共和国が独立を勝ち取った。 チェチェンしかり、北オセチアしかり。いわゆるカフカス山脈の北側に位置する国々である。 コーカサス地方は、遠い過去より、黒海とカスピ海に挟まれているという特殊な地理的要因から、交通の要衝であり、古くはモンゴル帝国、イスラム勢力、トルコなど多くの民族の勢力争いの場となった。最近では、ナチスドイツによるバルバロッサ作戦でも、交戦場とされかけたこともある。 ロシアとしては、絶対に手放すことのできない地域なのである。 したがって、この地方に対するロシアの欲望は、あまりにも露骨で強権的であり、決して民主的とはいえない対応が、長年、民衆を苦しめてきたのだ。 エリツィンから、プーチンを経てメドベージェフ時代になっても、こと、対コーカサス政策に関しては、方針に全く変更がないようである。 この土地から得られる権益をロシア本国が吸い上げ、失業や貧困に苦しむコーカサス地方には還元しないという構図が、今後も改善されない限り、テロを根絶することは困難であると考える。
しかし、決してそんなことはない。 実は、北方領土問題に密接に関係しているのだ。 つまり、ロシアとしては、コーカサス問題を解決させない限り、クリル諸島を日本に返還する道筋がつけられないのである。 ロシアからすれば、北方領土の面積などしれたものだが、これは面積の問題ではないのである。 もし、領土返還交渉にやすやすと応じるようなことをすれば、コーカサス地方の国々は黙って見ているはずがないのである。 コーカサスと北方領土は、距離的には遠いが、思想的には近似している部分があるのだ。
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