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アフガンの麻薬密輸実行者はアメリカか? http://www.asyura2.com/09/kokusai4/msg/754.html
先日、NATO・ロシア委員会の会合において、ロシアがアフガニスタンの麻薬栽培の停止を訴えたところ、なんとNATOは(やや間接的に)拒否したらしい。 以下、ROCKWAY EXPRESS(http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/364/)より詳細を転載。 ------------------------------------------------------------------------------- 24日に行われたNATO・ロシア委員会の会合で、ロシアのドラッグ統制局(FSKN)のビクトール・イバノフ局長は、「アフガンのアヘン剤は過去10年間でその過剰摂取のため100万人を死に追いやった。またこれは国連のデータである。これは世界の平和と安全にとって脅威ではないのか?」と語った。 このロシアの高官はNATOに対し、’ドラッグ生産の廃絶’を含む’アフガン状況の正常化’の仕事を課した。 また、NATOスのジェームズ・アパスライ・スポークスマンは、20万人のヘロインとモルヒネの麻薬中毒者と毎年何万人もの死者が麻薬常用で死亡していることに鑑みてロシアの懸念を理解すると述べた。 しかしながら、彼は続けて、アフガンのドラッグ問題は地方の住民を離反させないように慎重に扱われなければならないと語った。 イバノフ局長によって示された統計によれば、ロシアは2008年におけるヘロイン消費で最大の国となっている。アフガンからロシアにヘロインが不法に大量に流れ入っていることで、ロシアはNATOを非難している。 更に、NATO・アメリカがアフガニスタン麻薬栽培・密輸の実行犯ではないかと推測できる分析を以下に転載する。(るいネット http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=229097 より) ------------------------------------------------------------------------------- 貧しいアフガンの地元住民の収入源を絶つわけにはいかないから、ケシの栽培を取り締まれないというのは、矮小化された事実ではないだろうか。 そもそも麻薬が収入源となるには、販売ルートが構築されている必要があるが、内戦状態かつ貧しいアフガンの民が世界の90%におよぶケシ(→アヘン)の販売ルートを構築できる可能性は極めて低い。 加えて、米軍が侵攻した2001年の前年(2000年)に、タリバン政権は、ケシ栽培を禁止している。 これらの事実から、アフガン産の麻薬を資金源とできるのは誰なのか、アフガンでのケシの栽培を禁止して困るのは誰なのかは明らかだろう。 ////////引用開始////////
2001年にアルカイダをかくまったとの理由で、米軍はタリバン政権を崩壊させた。翌年の2001年のアヘン生産量は、3400トンにまで拡大し、その後増加の一途を辿っている。現在の生産量は、タリバン政権当時の2〜4倍になっている。 生産者である農民が、ケシからアヘンを生産し販売(密輸)できるはずがないことは確かである。農産物であるケシを買い取り、アヘンにし、密輸する業者がいなければ、生産量が拡大することなどあり得ない。 しかし、アフガニスタンの現状は、外国人がカンタンに出入国したり、国内を移動したりできる状態ではない。仮に現地人が国内の輸送を担当するとしても、大量のケシ、あるいは製品になったアヘンを、いたるところで戦闘が続いている国内を、検問にも引っかからずにできるものだろうか?
アヘンの世界シェアの9割をアフガニスタンが担っているということは、それを国外に持ち出し、世界的な販売ネットワークがあるということになる。仮に、タリバンや米国が主張するテロリストが資金源としてアヘンの生産と販売をしているとすれば、彼ら(テロリスト)は、国内のみならず、全世界にネットワークを持っているということになる。 再度言うが、アフガニスタン国内は内戦状態といっていい。テロリストどころか、一般民衆までも、米兵の安全のためと恐怖から、過剰かつ無差別的に殺戮しているのだ。 こんな状況で、密輸しか手段がないアヘンを、全世界に販売できているアフガニスタンのテロリストなど、果たして、本当にいるのだろうか? 国内を自由に移動でき、検問にひっかからず、国外に持ち出すことができる者。しかも世界シェアの9割にもおよぶ大量のアヘンを。 この条件に当てはまる者が、アヘン(麻薬)の世界を仕切っているということになる。 「アフガニスタンの麻薬(アヘン)栽培と米軍支配」http://blogs.yahoo.co.jp/shiamaro/20486570.html これらの分析から、アメリカがアフガニスタンの麻薬栽培・密輸に深く関わっている、あるいは実行犯そのものである疑いが濃厚となる。 加えて、近日中に続けて行われた「オバマ・メドベーシェフの電話会談」「オバマのアフガニスタン電撃訪問」「ロシア連続爆破テロ」を考えると、アメリカが中東付近で軍事的緊張を高め、利権を動かそうとしているような印象を受ける。
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