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【ニューヨーク＝山中季広】
米テキサス州オースティンで１８日午前（日本時間１９日未明）、小型飛行機が７階建ての政府ビルに突入、炎上した。操縦していた容疑者は死亡。ビル内にいた１３人が負傷し、うち２人が重体。ほかに１人が行方不明。米連邦捜査局（ＦＢＩ）は、残された遺書などから、税制に不満を抱いた末の犯行と見ている。
死亡したのは、近くに住むコンピューターソフト技術者のジョセフ・スタック容疑者（５３）。突入したビルには国税を担当する内国歳入庁が入居しており、約１９０人の税務職員が働いていた。飛行機は自家用。容疑者は同日朝、自宅に放火したが、妻子は在宅しておらず無事だった。
容疑者は犯行直前、インターネットに長文の遺書を掲載。「米国の税制は弱者に厳しすぎる。ＧＭ（ゼネラル・モーターズ）のような大企業は政府の支援を受けられるのに、自分のような技術者は救いが受けられない」と訴えていた。
ＡＰ通信によると、容疑者はカリフォルニア州で２度、ソフト開発会社の経営に失敗。２０００年と０４年には税金の滞納を指摘されたほか、元の妻が１２万６千ドル（約１１６０万円）の納税を求められ個人破産していたという。
炎上したビルには政府機関が入っていたため、一時は反米テロとの見方が浮上。米軍は、Ｆ１６戦闘機２機を現場上空に派遣した。2010年2月19日10時16分
http://www.asahi.com/international/update/0219/TKY201002180590.html
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昼のANNニュース（テレビ朝日系）のラストでも取り上げられていました。
画面が切り替わり次の『ワイド!スクランブル』ゲスト・コメンテーターDavid Mark Spector氏が真剣な顔していたのが興味深かった。
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