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厚顔無恥で強欲なパワーエリートに食い尽くされ、最悪の年末を迎えるアメリカ。
デリバティブという「金融核兵器」で、世界経済を滅茶苦茶にした。おかげでアメリカ国民は、8人に1人が無料食料配給所に列をなす。
その一方で、国民の税金で救済を受けた金融機関は、じゃぶじゃぶに供給された過剰流動性による「ドルキャリートレード」で大儲け。
公的資金を完済した一部の大手金融機関は、巨額のボーナスを手に入れる。
この世に本当に「神」がいるならば、「最後の審判」を受けるのはこいつらだと思う。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200912/2009122600093
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貧困と格差が拡大=食料補助受給8人に1人−金融機関の高額賞与は復活・米
【ワシントン時事】米政府の「フードスタンプ」と呼ばれる低所得者向け食料購入補助制度の受給者数が長引く不況で最高記録を更新、3700万人に達したことが26日までに、分かった。巨額の公的資金を注入された大手金融機関が息を吹き返し、数千万円の高額賞与を復活させる中で、米国人の8人に1人が空腹と闘う格差がある。
フードスタンプは1964年にジョンソン大統領が生活困窮者の食料購入を補助するために制度化した。受給資格は4人家族の場合、月額総所得が2389ドル(約21万円)未満。一世帯の月平均支給額は2009年9月時点で約292ドル(約2万7000円)。
農務省によると、受給者は08年度に2800万人を突破し、今年9月には前年同期比558万人増の3700万人を記録。10カ月間連続で過去最高記録を更新した。現在も1日2万人のペースで利用者は増え続ける。
フードスタンプはこれまで体面を気にして申請しなかった人も多かった。しかし、受給者数トップは大きな政府を嫌う保守的な土地柄で知られる南部テキサス州の300万人だ。「必要性に迫られ、受給を恥とする考えは消えた」(ニューヨーク・タイムズ紙)。
前年同期比50%を超える最も高い増加率を示したネバダ州は、家の差し押さえ率が全米で最も高い。再建中のビッグスリー(米自動車大手3社)の本拠地で、失業率が最悪(約15%)のミシガン州も同30%増と高い伸び率を示した。
オバマ大統領は1月の大統領就任演説で「経済危機は裕福な者を優遇するだけでは、国の繁栄は長くは続かないことを気付かせた」と述べた。
米国の失業率は10%に達し、ホワイトハウスからわずか2キロ余りの無料食料配給所には人々が列をなす。一方で、公的資金を完済した一部の大手金融機関の社員の平均賞与額は70万ドル(約6400万円)に上る。変革の道程は険しい。(了)
[時事通信社]
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