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http://www.epochtimes.jp/jp/2009/10/html/d19607.html
【大紀元日本10月18日】給与の高い英国が、居住国としてはヨーロッパで最悪の国という調査結果が、12日に発表された。
英紙「デイリー・メール」によると、uSwitch.comが、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、スウェーデン、ポーランドなど欧州10カ国を対象に17項目にわたるクオリティー・ライフに関する調査を行ったところ、給与の高い英国が、長時間労働、少ない休暇、上がる一方の食費・燃料費、日照時間の低さから、最低の指数となった。居住国としてはフランスがトップで、スペインがそれに続く。
英国では、税引き後の年間所得は、3万5730ポンド(約507万円)で、欧州諸国全体の平均所得を1万ポンド以上上回るが、その大部分が光熱費、食費、家賃で消える。また、英国の退職年齢はフランスより3年遅く、年間の平均休暇は、スペインの41日に対し、英国は28日しかない。
uSwitch.comの消費者政策担当ディレクターであるアン・ロビンソン氏は、多くのイギリス人がフランスやスペインに移民している理由が調査結果に反映されたと語っている。「英国は生活の質よりも金銭的な生活水準の向上を追い求めてきた。このため、富と健やかさのバランスが崩れてしまったようだ。景気後退のせいで、生活の見直しを余儀なくされ、人々は、何が本当に大切なのかという基本に戻ってきている。政治家も国民に習ってくれればいいのだが」とコメントしていた。