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国際舞台で外交デビュー=鳩山首相、21日に訪米【時事ドットコム】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091900258
鳩山由紀夫首相は21日から米国を訪問し、国連総会や20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)に出席する。
就任間もない首相にとっては、国際的な「ひのき舞台」での外交デビューで、地球温暖化対策や核軍縮への積極的な取り組みをアピールしたい意向。
オバマ大統領との日米首脳会談にも臨み、同盟関係の強化を確認し、首脳間の信頼関係を構築したい考えだ。
衆院選での民主党圧勝と政権交代を受け、鳩山首相には「歴代内閣に比べて高い関心が各国から寄せられている」(外務省首脳)。
海外の視線が注がれる中で、首相はまず、22日にニューヨークで開かれる国連気候変動首脳会合で、日本の温室効果ガスの2020年までの削減量を「1990年比25%」とする目標を打ち出す見通し。
温暖化対策で消極的との批判も浴びた麻生内閣からの「変化」を印象付け、CO2主要排出国の米中両国などから前向きな対応を引き出したい意向だ。
23日には、日米首脳会談のほか、韓国の李明博大統領とも会談。
日中、日ロの首脳会談も予定している。
オバマ大統領との会談では、鳩山政権が見直しの方向で臨むとした在日米軍再編問題や、来年1月で期限切れとなるインド洋での給油支援などの「摩擦要因」もある。
だが、首相は「今回の会談は信頼醸成が主眼」と懸案への深入りは避け、アフガニスタンの民生支援拡充などを提案して一致点を探る構えだ。
24日には国連総会で一般討論演説を行い、「友愛」精神に基づく外交ビジョンを披露する。
東アジア共同体の創設構想にも触れるとみられ、日米同盟だけでなくアジアとの協調も重視する姿勢を示す考え。
核不拡散・核軍縮に関する安保理首脳会合では、核廃絶に向けて先導的役割を果たす決意を表明する。
首相はその後、ピッツバーグに移動し、24、25両日に開かれる金融サミットに出席する。
26日に帰国する予定。
(2009/09/19-17:50)