★阿修羅♪ > 国際4 > 429.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
連邦最高裁判所の決定がトロイ・デイビスに希望をもたらす 米国 (アムネスティ・インターナショナル)
http://www.asyura2.com/09/kokusai4/msg/429.html
投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 8 月 19 日 19:36:48: mY9T/8MdR98ug
 

http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=696

米連邦最高裁が、死刑囚トロイ・アンソニー・デイビスに関して新たな証拠調べを行うよう命じたことを、アムネスティ・インターナショナルは歓迎する。

米連邦最高裁は、6対2の裁定で、ジョージア州が死刑を執行する前にデイビスに自身の無実を証明する機会を再度与えるべきであると決定した。

「私たちは、米連邦最高裁がトロイ・デイビスに対し新たな証拠調べを認めるという賢明な決定をしたことを喜ばしく思う」と、アムネスティ・インターナショナル米国支部の死刑廃止キャンペーン部長ローラ・モイは語った。

「長年にわたってアムネスティは、無実としか思えないこの男性の事件に光をあてる必要があると訴え続けてきた。ついにそれが実現する。デイビスとマクフェイル警官の殺害とを結びつける確かな証拠がないにもかかわらず、未解決の問題を都合よく処理するために彼を死に追いやることは、良心に反する非道な行為というほかない。ようやく真に正義が果たされる機会が設けられた」

米連邦最高裁の決定にともない、新たに審理を担当する連邦地裁判事は、「新たに証拠調べを行い、裁判の際に得られたはずの証拠がデイビスの無実を明白に立証するかどうかの事実認定を行う」ことになる。

デイビスは、サバナの警察官マーク・アレン・マクフェイルを殺害したとして1991年に有罪判決を受けた。当局は、殺害の凶器もデイビスと犯行とを結びつける物的証拠も示していない。

当初9人いた証人のうち7人が、宣誓供述での証言を後に撤回または変遷させている。残る証人のうちの1人は真犯人であると疑われている。

アムネスティは、2007年2月に報告書「私に正義はないのか?」を発表し、新たな証拠調べや審理を求めると同時に、全世界でデイビスの減刑を求めるキャンペーンを集中的に展開してきた。これによって、世界中からデイビスの減刑を求める何十万という署名や著名人の手紙が集まった。

参考資料:
2009年8月17日付文書(英語のみ)
USA: Supreme Court orders evidentiary hearing into Troy Davis's claim of innocence
http://www.amnesty.org/en/library/info/AMR51/091/2009/en

2009年5月19日付報告書(英語のみ)
USA: 'Unconscionable and unconstitutional’: Troy Davis facing fourth execution date in two years
http://www.amnesty.org/en/library/info/AMR51/069/2009/en

* 関連ニュースリリース
「米国 : トロイ・デイビスの死刑執行停止を称賛する」(2008年9月23日)
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=530

アムネスティ発表国際ニュース
2009年8月18日

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 国際4掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。