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米朝重視も核打開困難か=金総書記、拉致に反応せず【時事ドットコム】
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009080800213
【ワシントン時事】
北朝鮮の金正日総書記はクリントン元米大統領との会談で、米朝関係を重視する姿勢を示したものの、核問題の早期打開を期待させる提案は行わなかった。
金総書記はまた、拉致問題の解決を求めるクリントン氏の呼び掛けに反応を示さなかったという。
米政府筋と6カ国協議関係筋が7日、明らかにした。
金総書記とクリントン氏は4日、会談と晩さん会を合わせると、3時間15分以上の時間を共にした。
金総書記はまひ説が出ている左手を動かすなど、同氏一行に健康回復を印象付けた。
金総書記が会談で、核・ミサイル開発や自らの健康問題などに関し、どのような発言を行ったかが焦点となっており、クリントン氏は既に、国家安全保障会議(NSC)高官に会談の概略を報告している。
核問題については、米朝関係重視の観点から米朝協議で解決を図ることが望ましいとの考えを示唆。
6カ国協議への復帰には言及せず、核問題でこれまでの姿勢を転換させる発言もなかった。
クリントン氏は会談で、朝鮮半島の非核化が北朝鮮の安全確保につながるとの考えや「北朝鮮で拘束されている韓国人や日本人拉致被害者の解放によって得られる利益」を強調したが、金総書記は黙って聞いているだけだったという。
(2009/08/08-14:46)