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【ワシントン共同】肥満が社会問題となっている米国で、肥満関連の病気で支出される医療費は総医療費の9%を超え、2008年には年間1470億ドル(約14兆円)になったと推計されることが、米疾病対策センター(CDC)などの調査で27日明らかになった。
政府支出のほか、保険会社からの支払いも含む金額。議会で行われている医療保険改革をめぐる論議でも肥満への取り組みが焦点の一つになりそうだ。
米国では、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が30以上を「肥満」と定義。1980〜2004年に肥満の割合が倍増し、05〜06年のデータでは成人の34%が肥満とされる。
肥満は心臓病や糖尿病、脳梗塞などのリスクを高める。CDCによると、総医療費に占める肥満関連の割合は98年は6・5%だったが06年には9・1%に上昇した。
標準的な体格の人に比べ、肥満の人は年間1429ドルも多く医療費を支出しているという。
2009/07/28 10:20 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072801000218.html
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国連食糧農業機関(FAO)によると、今年は世界的な経済危機や食料価格の高止まりの影響で世界の飢餓人口が10億2千万人に達するという。経済危機でも肥満は減らないのか?
飢餓と飽食が同時に存在する困った世界。