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7月17日20時32分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090717-00000098-mai-int
【ブリュッセル福島良典】アイスランド議会が16日、欧州連合(EU)との加盟交渉の開始を承認し、同国政府のEU加盟申請に道が開かれた。シグルザルドッティル首相は「建国以来、最も歴史的な議決だ」と承認を歓迎し、EU外相会議が開かれる27日までに加盟を申請すると述べた。加盟の是非は国民投票にかけられる。首相は加盟交渉が最長3年半かかるとの見通しを示しており、加盟は2011〜13年ごろになるとみられる。
人口約30万人のアイスランドは近年、金融立国路線で急成長したが、昨年秋の金融危機による通貨クローナの暴落後、欧州単一通貨ユーロの導入を求める世論が高まった。
4月の総選挙でシグルザルドッティル首相率いるEU加盟推進派の社会民主同盟が第1党となり、5月の世論調査では「加盟交渉開始に賛成」が国民の6割強に達している。
EU加盟国と自由な貿易ができる欧州経済地域(EEA)に参加しており、経済分野の加盟交渉は早く進むとの見方が一般的だが、漁獲量の国別割り当てなどで主要産業である漁業への影響は避けられず、反対論もくすぶる。また、ユーロ圏に入るにはクローナの安定が不可欠だ。