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7月9日17時30分配信 CNN.co.jp
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090709-00000009-cnn-int
ワシントン(CNN) 米中央情報局(CIA)のパネッタ長官が先日、CIAが2001年以来繰り返し情報を隠ぺいし、議会を欺いたと証言したことが、下院民主党議員団の書簡で8日明らかになった。
書簡は先月26日付でパネッタ長官に送られ、8日にアンナ・エシュー議員(カリフォルニア州)のウェブサイトに掲載された。エシュー議員を含む7議員の署名がある。書簡によると、パネッタ長官は先日の証言の中で、複数のCIA幹部が「2001年から今週まで」重要な活動を議員全員に隠していたとの判断を明らかにしたという。隠ぺいされていた情報の内容などは不明。
2003年2月11日、当時のテネットCIA長官は上院委員会で、国際テロ組織アルカイダが米国や中東の複数の標的への攻撃を計画している可能性が、米国の情報活動で明らかになったと証言。攻撃には化学兵器や核物質が使用される恐れもあると述べていた。
今年5月15日、ペロシ下院議長は、02年に開かれた議員対象の機密ブリーフィングで、テロ容疑者に対する水責めなどの過酷な尋問方法について説明されず、欺かれたとしてCIAを非難。CIAは、ペロシ議長が説明を受けていたと反論した。
民主党議員団の先月26日付書簡によると、パネッタ長官はペロシ議長の非難を受け、5月15日付のCIA内部文書で「議会を欺くのはCIAの方針や慣習から外れており、法や価値観に反する」と述べたという。民主党議員団はパネッタ長官への書簡で、先日の議会証言を踏まえ、5月15日付文書を訂正するよう要求。ただしCIAのリトル報道官は、パネッタ長官が文書の主張を変えていないとコメントした。
下院では9日、情報活動の歳出基準に関する法案の採決が予定されている。機密ブリーフィングの出席議員数を現行の8人から40人に増やす案が盛り込まれているが、政権側はこれに反対。ホワイトハウスの文書によると、オバマ米大統領の上級顧問らは、出席議員増加が盛り込まれた場合、法案に拒否権発動を勧告する可能性を警告した。