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ブログ 「ラ・ターシュに魅せられて」より、一部抜粋
http://latache1992.blog56.fc2.com/
彼は 「イラク」 産の石油を取り扱っていました。
10年前と言えば、石油禁輸措置がとられていた最中のことです。
このハナシを聞いたときは、驚きましたよ。
アメリカを中心とした多国籍軍がわんさか駐留するイラクで、禁輸措置をとられていた石油を、つい最近まで戦争していた敵国の 「イラン人」 が貿易する。
アラブの世界の 「奥の深さ」 を思い知った逸話です。
ある国を一旦通した上で、 「石油メジャー」 を通じて世界各地に送られ、消費されていたそうです。
お気付きになりましたか。
表立って貿易出来ないイラクの原油を 「タダ同然」 で仕入れ、 「随分、儲かったでしょう」 と尋ねる「気弱な地上げ屋」 に、彼は 「たいして儲からない、一番大儲けしたのはメジャーのヤツらだ」 と言っていました。
石油メジャーってのは、アメリカ資本が相当入っています。
アメリカ (ブッシュ) は、国益 (経済) のためにイラクを占領したのです。
Mr. Rは元大統領の姻戚だと言いましたでしょ。
元大統領の威光がなければできないビジネスです。
つまり、アメリカとイランは経済的には友好的な関係なんですね。
こういう事を書くと、またIさんあたりから 「それだけの事実じゃ、友好的とまで言えないだろう」 と言われそうです(笑)。
でも、Mr. Rの口からは、なんて会社かは忘れましたが(笑)、チェイニーさんやラムズフェルドさんの関係する会社名を聞いたような気がします(笑)。
アメリカって国は 「国益」 に適うと判断すると、 「何でもあり」 の国です。