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ナチス組織所属認める 法王庁報道官
2009.5.13 22:10
中東歴訪中のローマ法王ベネディクト16世に同行した法王庁(バチカン)の報道官は13日、パレスチナ自治区ベツレヘムで、法王が青少年時代、ナチスの青少年組織に所属していたことを初めて認めた上で、「法王の意思に反して所属させられたもので、彼の人生において特別な意味を持たない」と述べた。
報道官は先に、法王が決して同組織に所属したことがないと断言していたが、法王自身が自伝で所属の事実を認めており、矛盾しているとの指摘が出ていた。
法王はドイツ出身で、今回の中東歴訪でも、ユダヤ人団体の反発を呼ぶ背景になっているとの指摘もある。法王は11日にホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)記念館で追悼演説した際も、ユダヤ教指導者らから「ナチス・ドイツが加害者だったことに言及しなかった」との批判を受けた。(共同)
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2006年5月28日に、アウシュビッツの強制収容所跡地を訪れたときベネディクト16世は次のようなことを言っている。
「ここではなんと多くの疑問がわくことだろう。当時、神はどこにおられたのか。なぜ黙っておられたのか。この飽くなき殺りく、この悪の勝利をなぜ許し得たのか、といった疑問が絶え間なく生じる。……我々は神に向かって謙虚に、しかし執拗に叫び続けなければならない。どうぞお目覚めください、あなたがお造りになった人類を忘れないでくださいと」。
でも、その時、君はどこにいたんだい? ピウス12世も。