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http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200904121517
今月5日に発射実験が行われた北朝鮮の長距離弾道ミサイル「テポドン2」の飛距離は当初、米国政府が発表した1900マイル(約3000キロ)を上回る2390マイル(約3800キロ)まで到達した可能性があること、また、当初予定していた軌道高度まで搭載していたペイロードを投入することができなかったのは、セカンドステージの燃焼が規定時間よりも早期に終了してしまったことではなく、セカンドステージの燃焼後のイベントとなるサードステージのステージ分離が正常に動作しなかったためだということが10日、米早期警戒衛星のレーダー情報の分析作業により明らかとなった。 米国防総省ではまた、打上げ後、北朝鮮が公開したテポドン2の打上げ時の映像にファーストステージとセカンドステージの中間に位置するフラスタムセグメントから煙りが噴出していることから、この長距離弾道ミサイルは非常に高度な姿勢制御用バーニアを装備していることが判ったとしている。 一般の打上げロケットの場合、ロケットの中間部分に姿勢制御用バーニアを備えることは少なく、米国防総省では将来の地下サイロからの発射に備えて、姿勢制御装置に改良を加えたのではないかと見ている。 米国防総省では、テポドン2のファーストステージ、セカンドステージの両方ともに北朝鮮が当初、設定した危険水域に落下したとした上で、セカンドステージの燃焼完了までは当初の目標を達成した可能性が強いと述べている。 |