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「移民が移民を攻撃」 NY銃乱射14人死亡【産経】
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090404/amr0904041807017-n1.htm
2009.4.4 18:07
3日、米ニューヨーク州の銃撃事件現場(ロイター)
【ニューヨーク=松尾理也】
ニューヨーク州中部ビンガムトンの移民支援センターで3日午前(日本時間3日深夜)発生した銃乱射事件は、13人が死亡、4人が重傷を負った上、犯人の男が自殺するという結末を迎えた。
犯人は、市民権はもっているもののベトナム系移民とされ、事件を機に移民問題をめぐる議論が再燃している。
犯人は裏口に車を横付けにし、中にいた利用者が逃げられないようにした上で、正面に回り、無言のまままず受付係の女性2人に発砲。
さらに、市民権を得るための講義が行われていた教室に押し入り、ライフルを乱射したという。
受付係のうち1人は死亡したが、もう1人が腹部を撃たれながらも死んだふりをして犯人の目を逃れ、警察に通報した。
米メディアによると、自殺した犯人はベトナム系移民のジバリー・ウォン容疑者(42)。
AP通信がウォン容疑者の家族に確認したところでは、米市民権を所持し、30年近く米国で居住していたという。
一方、襲撃されたのは移民を対象に英語教育や福利厚生を提供する市民団体の施設で、犠牲者や人質の多くが英語を話せなかった。
当局は、犯行の動機は不明としているが、移民が移民を攻撃したという図式は、米国で続く移民の是非論争に、人々の注目を集める結果ともなった。
ただし、「人種のるつぼ」とも形容されるニューヨークから、現場となったビンガムトンは約230キロも離れており、住民の8割も白人という。
こうした街を舞台に、なぜ元移民が現在の移民を襲ったのか、事実はまだ明らかになっていない。
ウォン容疑者が、最近大手コンピューター会社から解雇されていたという情報も流れたが、コンピューター会社側は事実を否定している。