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日本では「落ちてくると危ないから落とそう」とか「当たりっこないけど独断で落とす事にしろ」等と無意味な煽り議論が盛んなこの問題。
けれど本当に落とすには超大国の協力が欠かせないことを考慮しているか。当の超大国は、宣伝以外には想定もして居なさげだ。
~~~~~~~~~~(引用ここから)
「ミサイル迎撃の現実味薄く−米国、安保理での対応焦点」
http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/090324-6.html
【ワシントン23日時事】北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合の対応について、米政府内でも国務省や国防総省が関与し、検討が進められている。国防総省は、ミサイル防衛(MD)システムによる迎撃態勢が整っている点を強調するが、実際に米国は、どう対応するのだろうか。
「オバマ大統領の命令が出れば、あらゆる北朝鮮の弾道ミサイルを撃ち落とす準備ができている」(キーティング太平洋軍司令官)。北朝鮮のミサイル発射準備が伝えられて以来、米軍幹部からはMDの態勢と性能を誇示する発言が目立つ。
米外交筋は「迎撃態勢が整っているという事実を、敵国にも同盟国にも宣言してみせることが重要」と話す。北朝鮮をけん制する一方、日本や韓国の懸念を和らげる狙いがあるというわけだ。
しかし、実際に米国が北朝鮮のミサイルを迎撃する可能性は低いとみられている。北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」の名目で国際機関に事前通告を行ったこともあり、迎撃には国際社会の理解が得られにくい。
元中央情報局(CIA)分析官で、ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は「米国が迎撃すれば過剰行為とみなされ、国際社会の注目と怒りが北朝鮮から米国に移ってしまう」と指摘。日本か米国の領土に直接の脅威が生じない限り、迎撃は得策ではないと断言する。
また、迎撃にはオバマ大統領の命令が必要だが、MD計画は政策見直しが絡んだ微妙な問題。現時点で迎撃を実行すれば、成功でも失敗でも今後の政策決定に影響を及ぼす可能性がある。
このため、国連安保理で対応を協議する以外に有効な選択肢はないのが現状。それすら、制裁強化はおろか非難決議にも消極的な中国やロシアとの交渉には難航が予想される。北朝鮮での米国人記者拘束など新たな問題も浮上する中、米国がどこまで強硬策を主張するかは不透明だ。
クリントン国務長官は、核問題をめぐる六カ国協議の早期再開を訴えているが、ミサイル発射で遠のくのは必至。六カ国協議と高官級の直接対話を通じた非核化進展を目指すオバマ政権にとって、一層の試練が突き付けられることになる。
~~~~~~~~~~(引用ここまで)
※関連:
□実際には「米国が迎撃することは無い」と関係者も明言[ゲンダイより]=~
http://www.asyura2.com/09/wara7/msg/373.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2009 年 3 月 24 日 12:41:41: N0qgFY7SzZrIQ
■「ミサイル迎撃不可能」と政府筋 MDの実効性否定(東京新聞)
http://www.asyura2.com/09/senkyo60/msg/654.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 3 月 23 日 22:32:33: twUjz/PjYItws