http://www.asyura2.com/09/kenpo3/msg/437.html
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憲法って、誰のために、何のためにあるの?(日本弁護士連合会―憲法って、何だろう)
http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/constitution_issue/what.html
憲法は、国民の権利・自由を守るために、国がやってはいけないこと(またはやるべきこと)について国民が定めた決まり(最高法規)です。
たとえば、国民の表現の自由を守るため、憲法21条は「…表現の自由は、これを保障する」と定めて、国に対し、国民の表現活動を侵してはならないと縛りをかけているのです(これが「基本的人権の保障」です。)。
このように、国民が制定した憲法によって国家権力を制限し、人権保障をはかることを「立憲主義」といい、憲法について最も基本的で大切な考え方です。
そして、国民の権利・自由を守るため国に縛りをかけるという役割をもっている憲法が、簡単に変えられてその縛りが緩められてしまうようでは困りますから、通常、立憲主義の国では、憲法を変えるには、普通の法律を変えるより厳しい手続が必要とされています。
憲法は、国民のために、国民の権利・自由を国家権力から守るためにあるのです。
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英大憲章制定800年=民主主義の礎、各地で祝賀
時事通信 2015/01/04-15:02
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501%2F2015010400077
1215年6月にイングランドのジョン王と貴族たちの間で合意されたマグナカルタ(大憲章)の原本の一つ(大英図書館評議会提供
【ロンドン時事】中世イングランドで王権に対する規制が「マグナカルタ(大憲章)」として明文化されてから2015年で800年。「法の支配」の伝統を説き、近代立憲主義・民主主義の発展に重要な役割を果たしたマグナカルタの誕生を記念し、英国では一年を通じ、さまざまな祝賀行事が計画されている。
マグナカルタは1215年6月15日、重税をはじめ横暴な王権行使に怒った貴族たちが団結し当時のイングランド王ジョン(在位1199〜1216年)に認めさせた歴史的文書。圧倒的だった国王の権力を法律によって制限し、人身の自由を保障する内容も盛り込まれ、現在も英立憲政治の基礎をなしている。
英国各地では「民主主義800年」を祝う関連行事が目白押しだ。ロンドンの大英図書館には2月、現存するマグナカルタの原本4点が史上初めて集められるほか、3月からは特別企画展が始まる。2月下旬にはマグナカルタをテーマにした「世界法律サミット」がロンドンで開かれ、ジョン王がマグナカルタに合意した場所として知られる南東部ラニーミードでは、記念日の6月15日に式典が実施される。
一連の行事を主導した「マグナカルタ800年記念祝賀委員会」のマーク・ジル事務局長は「世界の20億人近い人々が今日享受している自由を支える礎石だ」とマグナカルタを称賛。800年祭について「社会の発展に果たした重要な役割への理解を深める機会になればいい」と各国からの来英を促している。
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