http://www.asyura2.com/09/kenpo3/msg/432.html
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2013年1月に起こったイナメナスのガス田テロで日揮社員が犠牲になったが、その内実はほとんど明らかにならなかった。そもそも、ガス田とか油田には軍隊が常駐していて、砂漠を近づいてくるものがいないか、常に監視がされている。だから、本来、あのようなテロは有り得ないのだ。ところが、アルジェリアの軍隊が常駐していたということさえほとんど話題にならず、犠牲になった日揮社員(関連会社社員を含む)の氏名はやっと明らかになったが、無事に帰ってきた社員の方へのインタビューは一切なし。それどころか、現地に跳んで明らかに矛盾していると思えるような内容を報道している場合さえあった。
国会でも、ほとんどこのことは話題にならず、何がアルジェリアで起こったのかについて明らかにするような動きはあまりなかったはずだ。
野党も、マスコミもきれいごと過ぎると思う。アルジェリアは日本の弱腰を見て、1000億円程度の工事代金の踏み倒しを言い出している。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ2901A_Z20C14A6TJC000/
アルジェリア高速道工事 鹿島・大成、国際仲裁へ
アルジェリアの高速道路工事を巡り、鹿島や大成建設などの共同企業体(JV)が、フランスの国際仲裁機関に対しアルジェリア政府との仲裁を申し立てたことが明らかになった。工期の遅れなどを理由に現地政府が代金支払いを拒み、1千億円強が未払いになっており、仲裁を通じて代金の回収をめざす。国と企業が国際仲裁の場で争う異例の展開となった。
鹿島などは今月下旬、フランスにある仲裁機関に仲裁を申し立て、すでに受理されたもよう。滞っている工事代金1千億円強の支払いを求めていく。相手国の裁判では不利な扱いを受ける恐れがあり、第三国での仲裁を使う。
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原発に付いてもそう。ホットパーィクルについての国会の議論はほとんどないし、報道もない。そもそも、太陽光が現状でどの程度の火力発電削減につながるか、それを調査して報道したことがあるのだろうか。現実にはほとんど削減にはつながらない。
民主党政権の時にできた地熱発電促進議員連盟は今何をやっているのか。野党はなぜ地熱発電についてもっと質問しないのか?
TPPが問題化したとき、自分のホームページでTPP反対を唱える議員は本の数名の例外を除いてほとんどいなかった。国会ではTPP反対を言っているのにだ。そして、きちんと意見表明をされた議員の方はその後の選挙でほとんど落選してしまった。
いつまでたってもきれいごと、他人事だ。既に日本優遇政策は1985年で終わっている。利権にがんじがらめになって動けないのだろうが、そうやってのほほんとしていられるのも長くはない。きちんとやらないとほんとに全体が破滅だ。
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