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(回答先: 陸山会事件:小沢氏の弁護団、指定弁護士に質問状・毎日(指定弁護士は、大久保供述・石川供述の信憑性を自ら吟味すべきです) 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 1 月 21 日 16:42:36)
http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2010/05/post_1708.html
2010年5月 1日
小沢は検察審査会で必ずやられるんだ 〜吉田特捜副部長
2010年4月28日、「司法の在り方を考える議員連盟」の第一回勉強会に郷原信郎元検事が呼ばれ、講演がありました。その最後の10分ほどです。オリジナルはこちら http://www.ustream.tv/recorded/6494872 です。
7分10秒あたりからの鈴木宗男氏の発言の中、極めて重要な発言が記録されています。
なんでこれを取り上げたかといえば、実は検察審査会を取り仕切っている人物が誰かいるはずで、そうでないと素人集団が形式を整えそれなりに論理だった議決書を作れるだろうかという疑問があったからです。
高知白バイ事件でも検察審査会に申立をして、その議決は2番目のランク「不起訴不当」でした。
■ 『素人が口を出すな』という感じがあった 〜全国検察審査協会連合会会長 --> こちら
その議決から審査員11人中6人、もしくは7人が検察のやったことは納得できないと判断した結果だと人数から特定されます。これが多いのか少ないのか微妙ですが、高知の審査会では検察官の説明があったのかどうかが気になります。
やはり説明があったとしたらバイアスがかかった説明をしていたであろうことは容易に想像できます。当時でも全国的に事件が広まっていた時分でしたし、テレビ朝日がなんども事件を取り上げていましたから、バイアスがかかった説明もなく、惑わされることなく自分たちだけで判断していたらもう一人か二人が不審に傾いたとしても不思議ではなかったと。そうすれば8人となり、議決がもっとも上のランク「起訴相当」になっていたことが十分にあり得たと考えられます。
あの当時、裁判所の職員が審査会の面倒をみることぐらいの認識しかなく、まさか検察官が事件の説明をしているなどとは思いもよりませんでした。
そりゃそうだと思います。というのは「検察官がやったこと(処分を下したこと)に対して納得がいかない」から検察審査会に申立をするわけです。検察のやったこと、すなわち検察を審査するのがこの審査会の主旨だという理解ですから、素人さんの審査員たちに対する事件の説明をその当事者である検察官(担当本人かどうかは問わない)がやっていたのではドロボーが警察官をやるのと同じ構図となるわけですから、考えもしませんでした。
ですから、「検察官が説明をする」と知って、驚愕でした。
ビデオの中で鈴木宗男議員が指摘しています。ずぶの素人さん相手に検察官がそのつもりで説明すれば、11人を誘導することなんぞ訳ないことです。11人全員が同じ考えに至ったとしても不思議はありません。
ただでさえ毎日毎日マスゴミがネガティブキャンペーンを垂れ流し、小沢は悪いヤツだ、辞めろとXX%のひとがゆってるなどという情報がインプットされているはずなので、検察官の説明を鵜呑みにしてしまったとしても無理もないと推定できるからです。
ほんの一部の文字起こしです。
・・・・
昨日、検察審査会の発表がありましたね。
あの検察審査会の説明は検察官がしますね。
これ皆さん、恣意的意図的にひとつの思い込みで説明されたらあの審査会のメンバーは一般の人ですよ。
法律の専門家じゃないですよ。
わたし昨日の発表を見て、絶対的な権力者という表現がありますよ
これ皆さん秘書と国我々国会議員の関係は信頼以外のなにものでもないんじゃないですか。
わたしなんかかって中川一郎秘書やって全権委任されて鈴木宗男イコール中川一郎というぐらい信用ありました。
小沢さんの秘書だって私同じだと思いますよ。
いま私は秘書に全部全権委任してますよ。
その実態を知らない人達が検察の説明通りでやられたらたまったもんじゃないですね。
それが一つと、
2月1日、石川代議士は東京地検特捜部の吉田という副部長から「今回は小沢は起訴出来ないけども検察審査会で必ずやられるんだ」こういってるんですよ、皆さん。※吉田正喜・東京地検特捜部副部長
起訴される3日前ですよ。
じゃ、皆さん検察官がその思い込みで検察審査会で説明したらどうなるかちゅうことも考えてください。
だから最後に郷原先生、可視化は絶対必要なんですよ。
私は取り調べの可視化も勿論だけれどもこの検察審査会の可視化もしなければ逆にですね作られると思いますよ。
善良な市民たちの集まりが審査会ですから誘導でね間違った判断がされると思いますね。
是非とも先生方には考えていただきたいなと。
匿名になっている不思議を郷原氏が指摘しています。正体不明な「甲」なる人物はいったい誰なんでしょうか?
わざわざ匿名にしなければならない理由があるわけでもなく、検察がその片棒を担いでいるのかな?さっぱりわかりません。
だいたいが、審査会が名無しのゴンベイさんとして申立を受けることはないので、となるとあとは検察がそこに関与して名前を伏せるように圧力を掛けたとしか考えられないが、いやしくも司法の一翼を担う検察です。変に関与していたとしたら、批判を受けてしかるべきですが、申立人が出てきたようです。「在日特権を許さない市民の会」桜井誠氏。
情報が確かなら、なんで今頃でてきたのか?ワケワカメです。
私、今囘の議決書を見て不思議に思ったのは、審査人が匿名になってるんですね。名前すら明らかにしない審査人が申し立てた事で、こんなですね、こんな大きな政治的な影響が生じてしまうのか。私はそこにも非常に大きな問題があると思います。
平成22年東京第五検察審査会審査事件(申立)第10号 申立書記載罪名 政治資金規正法違反 検察官裁定罪名 政治資金規正法違反 議決年月日 平成22年4月27日 議決書作成年月日 平成22年4月27日
議決の要旨
審査申立人
(氏名) 甲
被疑者
(氏名) 小沢一郎こと 小澤―郎
不起訴処分をした検察官
(官職名) 東京地方検察庁 検察官検事 木村匡良
議決書の作成を補助した審査補助員 弁護士 米澤敏雄
■ 議決書全文は --> こちら
100428 郷原弁護士講演1.flv
http://www.youtube.com/watch?v=Mhh7m_hqpXk&feature=related
100428 郷原弁護士講演2.flv
http://www.youtube.com/watch?v=qoXglNmf4Ws&feature=related
100428 郷原弁護士講演3.flv
http://www.youtube.com/watch?v=lAArEegPE4w&feature=related
100428 郷原弁護士講演4.flv
http://www.youtube.com/watch?v=XXz7u5RiBlc&feature=related
100428 郷原弁護士講演5.flv
http://www.youtube.com/watch?v=WdRrxB3twjY&feature=related
100428 郷原弁護士講演6.flv
http://www.youtube.com/watch?v=xUhIKXnFjDo&feature=related
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