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裁判官制度で「慣習化」が問題であった量刑。「市民感覚」で改善するのが、裁判員制度の目的の一つであったはずだ。
良く考えれば、素人は裁判官という『プロ』に引きずられるのは予想できたはずだが。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20091121-568050.html
社会ニュース
裁判員裁判も「求刑8掛け」変わらず
共同通信の集計によると、20日までに38地裁(6支部含む)で終わった裁判員裁判71件の被告計72人は全員有罪となった。うち58人が実刑で、検察官の求刑通りは5件。実刑判決と求刑を比較すると、平均79%となり「求刑の8掛け」といわれる従来の裁判官だけの裁判の“量刑相場”と変わらない。
執行猶予判決は14人。うち11人(79%)に再犯すると実刑となる保護観察が付いた。裁判官だけの裁判で保護観察が付くのは執行猶予判決の8%(2008年、犯罪白書による)にとどまる。
既に37人の判決が確定し、少なくとも13人が控訴している。検察側の控訴はない。
一方、各地裁の裁判員候補者名簿に記載された約29万5000人のうち、計6283人が71件の候補者となった。うち2872人が選任手続きに呼び出され、91%に当たる2602人が出席した。この中から裁判員・補充裁判員計延べ602人(3人は補充裁判員から裁判員に就任)が選ばれた。負担軽減などを理由に、補充裁判員を中心に32人が判決前に解任された。
今月19日の大津地裁を除く70件で、判決後の記者会見があり、計424人(裁判員332人、補充裁判員92人)が参加した。平均6人で、参加率は75%。(共同)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここまで)
戦前の『陪審員制度』が廃止された理由は、「裁判官制」と変わらず意義なし、とされたからだった。