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憲法審査会、始動は衆院選後 今国会での委員選任見送りへ(中国新聞)
衆院憲法審査会で11日、憲法改正の手続きを定める規程が制定されたことを与党は、改憲論議の整備が進んだと評価している。「(改憲が)政界再編の軸になる」(自民党三役経験者)と指摘する声もあるが、今国会での委員選任は見送られる方向で、審査会の始動は「衆院選後」(自民党幹部)となる。
一方、野党は今回の制定に対し「暴挙」(福島瑞穂社民党党首)などと反発。自民党は同日、参院議院運営委員会理事会でも早期制定を求めたが、民主党は「(国民投票法の)採決についていろいろな経緯があるので応じかねる」と拒否。輿石東参院議員会長も記者会見で「参院ではこの問題は受け付けない」と表明した。
与党側が制定を急いだのは国民投票法施行が来年5月に迫りながら、衆参両院に2007年に設置された審査会が動かない「不作為」が続くのは避けるべきだとの声が強まったため。衆院選を控え、憲法改正をめぐる民主党内の意見の相違を印象づけたいとの思惑も働いたとみられる。
これに対し民主党は、安倍晋三首相(当時)が07年に野党の反対を押し切り国民投票法を採決したことを取り上げ「(再び)強行採決ならば、信頼関係が失われる」(岡田克也幹事長)と制定見送りを要求。共産、社民両党は反対の意思を重ねて表明した。
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2009061101000879_Politics.html