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【東日本大震災】1カ月後の震度6強、震源は陸寄りか ひずんだ地殻「数年は注意を」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110408/dst11040810340030-n1.htm
2011.4.8 10:33 :産経新聞
宮城県沖で7日深夜に起きたマグニチュード(M)7.4の地震は、東日本大震災で最大級の余震となった。揺れの大きさが震度6強と余震で最大となったのは、これまでの余震と比べて震源が陸寄りだったためだ。本震の約1カ月後に起きた大規模な余震は、M9.0を記録した本震のエネルギーがいかに巨大だったかを物語っている。
巨大地震の余震活動は、岩手県沖から茨城県沖の広い範囲で継続しており、7日朝までにM7以上は3回、M6以上は66回、M5以上は394回を記録した。
M5以上の余震数でみると、これまで最も多かった北海道東方沖地震(平成6年)の4倍近くに達した。阪神大震災など他の大地震と比べても、規模の大きな余震が非常に多い。
今回の余震は本震直後のM7.7、M7.5に次ぐ3番目の規模で、場所は従来の震源域で発生しており、特殊なものではないが死者や多数のけが人が出ており、依然として警戒が必要だ。
今回の余震は東日本大震災前に30年以内の発生確率が99%と想定されていた宮城県沖地震と規模、震央とも近い。しかし、宮城県沖地震がプレート境界型なのに対し、今回は震源が比較的深い太平洋プレートの内部で起きた可能性が高く、気象庁は宮城県沖地震とは別物とみている。
一方、東日本大震災の巨大地震以降、震源域から遠く離れた場所でも地震活動が活発化しており、長野県北部、静岡県東部、秋田県内陸北部で震度5強以上が相次いだ。巨大地震の影響で内陸の地殻にかかる力が変化し、誘発された地震とみられる。
これらは「広義の余震」とも呼ばれ、今回の巨大地震で特徴的な活動だ。今後もひずみが蓄積された場所などで地震が誘発される可能性があり、専門家は「数年間は注意深く見守る必要がある」としている。
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