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突き上げ後、激しい横揺れ=停電、ガラス落下、県庁水浸し−宮城
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011040800029
ズンと腹に響くような突き上げる衝撃があった後、激しい横揺れが約1分間続いた。東日本大震災から1カ月もたたない7日深夜、東北地方を再び大きな揺れが襲った。ようやく復旧にこぎつけた電気や水が止まる所も相次いだ。
仙台市青葉区の中心街では、停電で信号も消えた。ガラスの破片が落下したビルも。宮城県庁には私服姿の職員が次々と緊急出勤した。天井から漏水し、1階にある会計課の室内は水浸しとなった。3階の機械室の空調やスプリンクラーに使う配管が壊れ、勢いよく水が噴き出し、2階から1階までをぬらした。
県庁に避難してきた30代の会社員の女性は「今回は夜で、いきなり電気が消えて怖かった。でも来る途中にすれ違った方はみな冷静だった」と話した。30代の姉も一緒に避難。「前回より家の中の物の壊れ方がひどかった」と振り返った。
震度6弱を観測した岩手県一関市の「ビジネスホテルSATOU」では、複数の客室で薄型テレビが机から落下。立っていられないほどの横揺れが続く間、カーテンも音を立てて動き、鍵を閉めていなかった窓が3分の1ほど開いた。館内は停電し、水も出なくなった。
市内の居酒屋でも日本酒の一升瓶が割れた。周囲は暗闇に包まれ、救急車両のサイレン音が鳴り響いた。
一関市役所には職員が次々と駆け付けた。住民数十人も1階ロビーに避難し、毛布を手に落ち着かない様子。妻子と逃げてきたという会社員男性(21)は「ガス漏れがしたのでアパートから逃げてきました」と話した。(2011/04/08-01:29)
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宮城で震度6強=津波警報発令、観測はされず−福島第1原発、異常なし
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011040701052
7日午後11時32分ごろ、東北地方で地震があり、宮城県北部と中部で震度6強の揺れを観測した。気象庁によると、震源は宮城県沖で深さは約40キロ、地震の規模(マグニチュード)は7.4と推定される。同庁は3月11日に起きた東日本大震災の地震の余震としている。震度6強は大震災の余震ではこれまでで最大。この地震で東北地方の各地でけが人が出た。
同庁地震火山部の長谷川洋平地震情報企画官は「本震の規模が大きく、今後も震度6強の余震が起きる可能性がある」と述べ、注意を呼び掛けた。
気象庁は宮城県沿岸に津波警報を、青森県の太平洋沿岸と岩手、福島、茨城各県の沿岸に津波注意報を発令したが、明らかな津波は観測されず、8日午前1時前に解除した。
東京電力によると、大震災で被災した福島第1、第2原発では、今回の地震による異常は確認されていないという。
宮城県や仙台市消防局によると、市内で3件の火災を確認し、うち1件は鎮火。ガス漏れが13件あった。このほか、倒れたたんすに足を挟まれるなどして栗原市で7人、登米市で8人がけがをした。
このほか、東北各県などによると、けが人は青森県2人▽岩手県4人▽秋田県3人▽山形県3人▽福島県7人。
福島県二本松市によると、同市内の避難所でテレビが落下し、同県浪江町から避難した男性が足に軽傷を負ったという。青森県の八戸市と階上町では、住民に一時避難勧告が出された。一方、経済産業省原子力・保安院によると、東北電力東通原発(青森県東通村、運転停止中)と、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(同県六ケ所村)で外部電源が途絶。非常用ディーゼル発電機が起動し、冷却機能を維持している。(2011/04/08-02:33)
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