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●大震災の義援金、1千億円超える 配分難航、国が調整へ(共同通信)
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/812.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 4 月 03 日 18:16
■同阿修羅コメントより
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/812.html#c1
01. 2011年4月03日 19:26
こんな事があるなんてびっくり!でした。
http://ameblo.jp/kuniaki-shimizu/entry-10847761951.html
新聞に義捐金を出した方のリストが載っていますが、
分配先も掲載すべきではないか。
予算審議は報道するが、決算についての報道はあまり聞かない。それと似たことでは困る。
──────────────
〔転載始め〕
http://ameblo.jp/kuniaki-shimizu/entry-10847761951.html
しみずくにあきの多毛作倶楽部
2011-04-01 09:47:07
kuniaki-shimizuの投稿
これが、炎上ってやつ?なの?
そんなことになっているとは知らず、朝から二つ目の取材を終えて、
ゆっくり歩いて車に帰る途中、着信があった事務所に電話すると
「炎上しています!日本赤十字社からも電話入ってます!大至急電話してください!」
オタオタ。
聞いた番号へ何度も電話するのだけれど、つながりませんでした。
炎上、回線パンク、抗議、訴訟、泥沼化。
いやーなフレーズが頭をよぎり、プチプチと懸命にボタンを押しました。
日頃、この手のもめ事にそんなにビビる体質ではなく、むしろ相手がでかいほど、ヨーシとチカラが湧いてくるタイプなのですが、
この度は被災した子どもたちの支援、ただ一つその目的のために動いているのですから、こんなことでトラブっていては、子どもたちに、そしてこの支援に参加してくれている大勢の皆さんに申し訳ない。
言葉足らずの、もしくはよけいな言葉のブログのせいで、せっかくの皆さんの熱い想いを、ミスリードしてしまってはいけない、と焦っていたのです。
ようやくつながって、企画広報室の方が電話口に。
「清水国明ですが・・・」
「お待ちしてました!どうもどうも、お忙しいところ・・・」
事務所からの連絡で聞いたのとは違って、激しい抗議、というよりも
丁寧なお願い、って姿勢でした。
「大筋おっしゃっていることは間違っていないのですが、数か所だけ事実と違うところがありますので、そこを訂正していただければと」
事実に誤認があればそれを正すのは当然。
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」 (過ちは致し方ないが、過っても改めないのが、 本当の過ちという)
のだそうです。
「日本赤十字の義援金は公共事業には使われていません。全て公平に被災者に分配されます」
そんな風に、公共のためにお金を配ることも公共事業なのでは、と一瞬思ったのですが、
「分かりました、そこは訂正しましょう。私の論旨は、今困っている被災者のために募金したのに、その義援金が今、使われてないということですが、そこに間違いは?」
「そこは間違っていません。災害がとても大きくて広範囲なもので、被災者の数が把握できてなくて、まだ分配できないのです」
災害が大きくて広範囲だから使えない災害義援金て、いったい?
「あと、全ての義援金が赤十字社へ集まる、とありますが、集めているのは赤十字社だけではありません」
「分かりました。それらは今すぐ訂正しますが、そのあと日本赤十字社さんをお訪ねしてもいいですか、いくつかお聞きしたいので」
「どうぞ」
てことになりまして、急いで車の中でパソコン出して直していたら、途中で電池残量なくなって、近くの喫茶店に飛び込んで「で、電源ください」と訳わからないこと叫んでました。
芝大門にあるという日本赤十字社を目指したのですが、思っていたより大きかったので、かえって見落としてその周りをグルグルしてしまいました。
大勢の人がザワザワしている広い企画広報室へ入っていくと、ちょうど私が訂正したブログ記事をプリントアウトして、みんなで回覧してたところらしく、
おっ本人が来たっという、驚きの視線が一斉に集中。
次に何が起きるのか、とちょっと身構えるような、ピンと張り詰めた空気に。
こんな時も、私はつい笑顔つくってしまうんですね―。
「どーも、清水です」
奥の方から電話で話した責任者らしき人が走って出てきて、別室へ。
そこでのやりとりの結論は、「なんだ、結局わからんのか」でした。
やりとりを、要点だけ。
(清水国明・以下国明)義援金の現状は?
(日本赤十字社・以下日赤)義援金はまだどこにも分配されていない。
その理由は広範囲な災害のため集計ができず、分配の委員会が発足されないから。それが立ちあがったら、義援金はすべてそこにお渡しする。
(国明)その会は誰が組織して、誰が委員を任命するのか?
(日赤)国の主導だが実に沢山の部署が絡んでいて、ここがやっていますとは言い切れない。
(国明)その分配を決める委員は誰が?
(日赤)行政関係や各放送局、有識者、など。日本赤十字社もその一員。被害の程度によって金額を決めて分配する。
(国明)では、その肝心な委員会は、いつ立ち上がる?
(日赤)分からない、広範囲な災害なので。
日本赤十字社は皆さんの義援金をお預かりしている立場なので、一刻も早く委員会が組織されるのを望んでいる。
(国明)そんな仕組みになっていることを知らない人が多い。今後募金を集めるとき、この義援金は今すぐに使われることはありません、と表示するつもりは?
(日赤)「・・・・・・」
(国明)この義援金を、今すぐ動いている組織、団体などの活動支援に使うことは?
(日赤)ない。
要点だけ書き出すと、非常に殺伐とした感じになりますが、終始にこやかな対応をして頂きました。
このレポートにしても、さらに誤解や勘違いが生じる恐れがありますが、今後は連絡取りあって是正してゆきましょう、ということになりました。
本日現在までで集まっている義援金は506億円ですと。
災害対策本部を案内してもらいました。
忙しく電話対応している人たち。
日本赤十字社も、そこで働く人たちも、この災害の被災者を何とか助けたいという熱い想いは、私たちとまったく同じだと思います。
ただ、組織が大きくて、義援金がとてもたくさん集まり、そして災害が広範囲であるという、すべてのスケールの過ぎた部分が色々な問題を生みだし、
さらに長期化することで蓄積された負のマグマが、いつか大きく噴出するのでは、という危険をはらんでいると感じました。
そのスモールサイズですが、私たちにもまったく同じような危機、問題が生じてくるのでしょう。
心して、誠実に、粘り強く、自分のミッションに集中することにします。
結果として、日本赤十字社さんとお話できる切っ掛けを作ってくださり、
皆さん、本当にありがとうございました。
〔転載終わり〕
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