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ノアの方舟を作れ
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/796.html
投稿者 古我孚鵠 日時 2011 年 4 月 02 日 08:09:34: phOeouXttHnz.
 

今からでも遅くないノアの方舟を作ることを提唱したい。世界中で毎年大きな災害は起こ
っている。これからも続くだろう。災害の際の対処について報道などで知る限り、世界で
連携して対処するような体制が出来てはいるもののもどかしさを感じる人は多いのではな
いだろうか。緊急援助隊は素早く飛行機で行動するにしても大災害にはやはり大きな装備
や物資が不可欠だ。飛行機でそれらを運ぶにはやはり限度があるだろう。その点船にはそ
れらを補う力強い利点がある。物資を運ぶことのみならず被災者の一時的な避難場所とし
ても使える。数万トン規模の船ならば小型の船舶やヘリコプターなど積載できるし病院船
としてもホテルとしても使える。一隻の船で2,3千人を一時的に保護することも可能だ
ろう。同様の船が10隻もあれば数万人を受け入れることが出来るはずだ。

ところで今回の震災を見て経済大国先進技術を誇る我が国でありながら被災者の救援に未
だに手間取り原発事故ではお家芸のはずのロボットまで他国から借りねばならないことを
日本人はどのように捉えているであろうか。「え〜、何それ 今まで何作ってきたの〜 ア
シモはどうした」 鉄腕アトムがいたらこんなことには・・・とそう思うに違いない。余談
になるが、アシモには、2足歩行ロボットとして致命的な欠陥がある。歩くことも走ること
も階段を上ることも出来るが決して実用的にならないだろう。体のバランスをとることが
難しいように出来ているからだ。なぜかというとアシモには骨盤がない。人が速く器用に
しかもエネルギー消費少なく行動できるのはこの骨盤の機能のお陰なのだ。特に西洋式の
歩き方をするようになる前の日本人の歩き方は実に合理的だった。その他携帯にせよ何に
せよ職人はだしで器用だが、だからどうしたというものばかりではないか。ガキの発想の
延長で技術だけ磨くからそうなる。これが日本のガラパゴス技術の実態ではなかろうか。
子供の頃からビデオゲームで指の訓練ばかりしてるからまともなことが考えられなくな
る。

話を元に戻そう、この災害救助船の構想については過去にも提言されてはいるものの例の
通りああでもないこうでもない前例がどうのこうの法律上の問題がと政治家と役所でたい
したことも出来そうにないおもちゃでお茶を濁してしまっているのではないだろうか。立
派なアイデアを出す民間人は過去にも現在にも多くいるのだが、どうも役所と政治がその
妨げになっているのではないだろうか。役人という者は、一部を除いて融通が利かないよ
うに出来ている。おまけにその多くは出来るだけ労力を省くことと威張りちらすこと、そ
れに安定した生活をおくることを専らとしている。他方政治家はというと、先ず選挙で選
ばれることが一にも二にも最大の目的であるから労力は必然的にそちらの方に注がれる。
だから何か考えたところで大した知恵は出てこない。だから秘書が秘書がとなるのだろう
が、秘書だってあれもやれこれもやれと言われても身は一つで時間は有限だ。何程のこと
が出来ようか。優秀なスタッフでも何百人も抱えていれば兎も角まあ無理だろう。無理な
ことはしない方がいい、それよりも民間に丸投げした方がいい仕事をするかも知れない。

船の建造には金がかかるが少しひねればそんな船の10隻ぐらい作るのは訳もないだろう。
まだまだ金の余っているところはある。ホテルと海運会社が主体となって船の建造と運用を
すればいい。災害救助のために出かけるのは年にあるかないかぐらいだろうから普段は洋
上ホテルとして使い、たまに人を集めて短期間のクルーズなんかで収益を上げて維持費を
捻出する。維持管理の経費を法律などをいじって優遇する。船の建造費用などは小口債券
化して民間からも集める。医師や看護婦消防士や自衛隊OBからなるスタッフで組織して
働いてもらう。言い出せばきりがないが、三人寄れば文殊の知恵でアイデアは次から次と
生まれてくるはずだ。そうすれば災害にも備えられるし雇用も新たに創出できる。まずは
信用のおけそうな民間のシンクタンクにでも丸投げしてみたらどうだろうか
 

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コメント
 
01. 日高見連邦共和国 2011年4月03日 01:20:46: ZtjAE5Qu8buIw : QU6BwGaBvk
ちょっと前、自衛隊装備を解説した本で、こんな提言があった。

『アメリカの退役する原子力空母を廉価で買い取って”災害救助艦”として運用せよ』

まず、燃料補給の心配をしなくていい点、広い航空甲板はヘリ発着基地として活用できる点、巨大なサイドリフトの改造でホバークラフト艇を運用できる点、10万トンという巨体そのものがペイロードとして如何様にも活用できる。

被災民を万人単位で収容する事も、原子炉を供給源とるす”電力”を仮設の海底敷設ケーブルにて沿岸地域に送電出来る事も、救助・救援部隊の前線基地として休養・補給に使える事、あわよくば『動く国会議事堂』として、被災地のまさにまん前で、被災地の状況確認と対策立案が出来よう。

日本のみならず、災害が起これば世界各地へ快速30ノット超の高速で駆けつける。世界貢献する日本のまさに”旗艦”となろう。10m程度の津波にはビクともしないゼ。

被災地の沿岸近くで、煌々と明かりを付ける巨艦の存在は、どんなにか被災者に勇気を与える事だろうか、と想像する。

小沢さ〜ん。真剣に検討してほしいなあ。


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