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今日は夜に石巻でボランティアとして活動している知り合いが一時東京に帰っていて、また明日から現地に行くとのことで、話を聞くことになっているので、追加して書くかもしれない。この震災で仲間と共にいち早く現地に入り、自衛隊と一緒に活動していた写真などもあり、楽しみである。
4月になって新しい年度ということで、石原前知事は「花見などやっている場合ではない」と言ったそうだが、逆にイベントなどはどんどん通常通りやっていくべきだと思う。何でも自粛では日本全体の覇気が無くなってしまう。普通の生活をしつつ、前よりも少し外食を増やすなどして活気を取り戻し、その分、被災されたかたにも元気を届けるという、良い循環をしていくことが大事ではないだろうか。
先日からネットなどで気軽にできる義援金や寄付をしているが、本当に現地で必要なことに使ってもらいたいと思っていても、実際には確認する手段がない。コメントで情報をいただき、阿久根市の元副市長、仙波敏郎氏の息子さんの仙波王仁さんが、ボランティアをしていて、それをジャーナリストの寺澤有氏のサイト「THE INCIDENTS」に投稿されていて、今は無料ということで、誰でも読めるようになっている。
そこに次のような気になることがかいてあった。********************
元レスキュー隊員・仙波王仁の被災地ボランティア日記(3日目)
筆者:7仙波王仁 2011年 3月 30日(水曜日) 14:40 http://bit.ly/hOpTLv
義援金の集め方にも大いに問題がある。様々な機関が義援金を募っているが、その使途について考えたことがあるだろうか。何の疑いも抱かずに漫然と義援金を送ってはいけない。現に、私が知る限りでも、某医療団体が義援金の多くを「必要経費」と称して被災地支援以外に流用している事実が発覚している。これを機会に義援金の使途を透明化する制度づくりを急がねばならない。
この文章を読んで思い出したことがある。もうかれこれ二十年以上も前のことであるが、あるイベントを企画して比較的多くの方がこられるということで、募金もしようということになった。その時にすぐに頭に浮かんだのが「ユニセフ」で、ある程度名前があるところならば安心してもらえると思ったからだ。
ユニセフ協会といって、世界の機関であるユニセフの直結した組織ではなく、協力機関ということだが、そこで専用の募金箱をもらってきて、いろいろ説明を聞いたが詳しいことは忘れてしまった。ただ、その時にはっきりと覚えていることが、そのイベントが終わり集めた募金をユニセフに渡すときに、割合は忘れたが確か30〜40%は経費として手元に残せるということだった。全額渡すものだとばかり思っていたので、かなり違和感を感じつつ全額募金したのを覚えている。
今はどうなのかは知らないが、善意を中心として性善説で解釈しているのだろうと思えたが、全部でいくら集めていくら寄付するかは、主催者次第ということが驚きだった。悪意にまわれば怖いものがある。今回、特に大惨事ということもあり、日本中、世界中から多くの義援金が集まっている。
こうして集められたものが復興に繋がってくれるかは、やはり、その自治体などや配分のための協議機関などがあって決めるようだが、今のところ赤十字などに保管されている状態のようだ。今まで住民のためといいつつ、業者と結託してハコモノを作り続けてきた役人も見てきたので、心配な部分はある。
ただ、今回の大震災での自治体職員や警察、消防、自衛隊などの働きぶりは、マスコミを通してのものだが、自身も被災しているにもかかわらず、パブリックサーヴァントとしての立場で、自分たちのことを犠牲にして住民のために働いているのが随所に見て取れた。
本来あるべき姿である。
メインの義援金は赤十字を通じてと思っていたが、今日これから会うボランディアの彼らに渡して、活動費として役立ててもらえば、一番現地の被災者に直接役立てられるという結論に達した。また、彼らの話を混ぜながら、この続きを追加したいと思う。
http://etc8.blog83.fc2.com/
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