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今しがたのNHKニュース(2011/3/27/16:00)で、福島原発2号機の放射能漏れが、平常時の1万倍の数値に達したとの情報が流れた。
震災による事故からすでに2週間以上。事態は一向に改善する気配がない。
それどころか、シロウト目に見ても、後手後手の場当たり的対応でオタオタしっ放しのように見える。
これはもはや、現場トップを交替さすしかないだろう。
しかも、今現場トップは一体誰なのか、マスコミ情報では皆目知ることができない。
ただ言えることは、現在の現場最高指揮官では、まさに敗戦、敗戦を続けてズルズル後退していることである。このままでは、最悪の事態にまで突き進む恐れは多分にある。
かつて日本は、太平洋戦争において、どんなに作戦を失敗しても「再起のチャンスを与えてやろうじゃないか」と、その指揮官・将軍の交替をためらい、ズルズル最後の敗戦にまで行った苦い経験がある。
(ひるがえって、アメリカは落ち度のある将軍の交替をすみやかにおこなった)
その硬直した情実人事は、今もまさに現在の日本に引き継がれているようである。
よくイイワケとして、「大事な局面にトップを交替さすことは、現場の士気にかかわる」という言葉が吐かれるが、これこそ勘違いの何物でもないだろう。
逆に、ズルズル後退局面が続いて、それに対してトップの判断が適正でなかったことが最も現場の士気を落としているのである。
今からでも遅くない。官邸は、福島原発処理の現場トップの交替を断行せよ。
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