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(回答先: 震災という警告 隷属支配のへその緒 投稿者 日 日時 2011 年 3 月 23 日 09:14:24)
阪神大震災での糞尿地獄の光景はいまだに脳裏に焼き付いています。
不特定多数集団が共用しなければならない仮設トイレというのは、どんなに最新式であろうと、
生理現象だからどうしても使用時間がかち合い、人々が集中し、列が出来ます。
我慢が出来ない子供やお年寄りから始まる、その列の中での失禁、間に合っても便器外に飛び散り、
やがてトイレの外周到る所が糞尿地獄と化しました。
それでも女たちは野外では用を足せませんから、
反吐を吐き、糞尿を踏みつけながらも囲いに入る。
糞尿と嘔吐物。それは筆舌に尽し難い様相を呈しました・・・。
そこから学んで得た基本は、マイトイレという考え方です。
固定観念を取り去れば、本当の快適な社会の有り方すらも見えて来ます。
便所と言う個室空間も、タンクも便器も便座も要らない。
床下配管も、水道も、合併浄化槽も、汚水処理場もバイオ処理も、何も要らない。
寝床の脇でも、テントの中でも、したければどこでもそこがトイレになる。
真冬、真夏、暴風雨だろうと、夜間、パジャマ、裸だろうと、
それぞれのプライベートな居住空間の快適な室内排泄は、超便利で超快適。
臭くもないし、コストもただ同然。工事費0。
つまり、災害時に限らず、トイレの最終形態そのものが此処に行き着くでしょう。
既存トイレシステムはやたらとお金が係り、その分無用な仕事に従事する足かせを自ら嵌めている訳です。
これから順次、既存のあらゆるインフラシステムを覆す、ノーマネーインフラシステムを
出来る限り、実例写真を含めてご紹介して行きます。
まず最初に
それはポリバケツトイレ。
八年使い込んだ物も全く壊れず紛失しただけ、この二代目も毎日、三年も使ってるのに今だ新品同様です!
常に雨水を水深5センチほど入れておきます。
処理する穴。縦横深さ約30〜40センチ。
ここにその都度入れて、土をかぶせれば臭いもハエもシャットアウト。10回分位処理出来ます。
右側から順次掘り進めた十個目になります。
とりあえずソフトに猫ちゃんの糞で説明します。
既に穴半分、土と混ぜた糞尿(ティッシュ混じり)の上に猫糞を投入。
土と混ぜると臭いは消えます。すごい消臭能力。
手首のひねりでスコップを回転。土とミキシング。
埋めたら次の穴を隣に掘る。穴の外周をスコップで刺して、
体重を掛けると
さくっと土が取れました。
最初の2〜3杯の土は余るので、生ゴミコンポスト攪拌用土として分けます。
ついでですので、生ゴミ堆肥作りを間に入れてご説明します。
さすがに冬期で熟成が進まず、交互に使える二つのコンポストも一杯になりました。
コンポストは埋め込まず設置。底からの虫の侵入と強風対策程度の少量の土を外周に盛って、踏み固めただけ。
糞尿処理と同じく、半分以上の土と混ざった未熟性堆肥は軽くコンポストを引き抜ける。
まあ、完熟では無いけれど冬場だから仕方ありません。もう虫が湧く事はない程度なので、
横からスコップを入れて崩して、周りの畑に振り撒いてしまいましょう。
さて、糞尿処理の穴に戻ります。
縦横深さ大体30〜40センチ位の穴が、1〜2分で掘れます。3人家庭なら大体三日分の処理能力。
隣に掘った土の山。糞尿投入一回毎に隠す土です。臭いも虫もこれでシャットアウト。
あとは土壌細菌や微生物分解に任せるだけ。冬場でも数ヵ月後には完全な土に還ります。
故に糞尿処理用の面積は三人家族で百個強の穴=四坪程度(約八畳)
再び生ゴミ処理の続きです。
生ゴミを一旦コンポスト脇の地面に撒きます。
これをスコッで細かくし、同量以上の土と混ぜる
それを土ごとコンポストへ投入し、最後に土だけで隠してフタをする。
あとは各バケツを雨水で水洗い。最初に生ゴミ、人用、猫用、スコップの順にゆすぎ水を使い回す。
何回かすすぐ。
十年使い込んだスコップもこんなに綺麗。
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