http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/630.html
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http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article4593
日本に未曾有の甚大な被害を及ぼした地震から1週間が経過しました。犠牲になられた方々、被災された方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。フランス大使館はこの困難な状況において、地震発生時に東北地方に在住していたフランス人の安否確認を進め、震災直後に設置された危機対策室で多数の問い合わせの電話に応対、帰国を希望するフランス人を支援するなど、在日フランス人社会の援助に総力を挙げて取り組みました。
今日、連絡がつかない3人を除いて、すべてのフランス人の無事が確認できました。3人の安否確認作業は現在も続けられています。少数のフランス人は普段の居住地に留まることを決意した一方、希望者は西日本に移動もしくはフランスへ帰国しました。
フランス大使館は東京で2つの優先任務に活動を集中させます。それは在日フランス人社会を援助すること、日本当局と恒常的に連絡を取ることです。現在の情勢において、フランスの大統領や首相、閣僚などが震災直後から表明してきたように、日本国民に対する私たちの連帯を示し続けることが重要です。サルコジ大統領は3月18日、菅直人総理大臣と電話会談を行いました。
Service de Communication et d’Information (3月19日)
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(投稿者より)
震災が発生してから一週間、フランス大使館からフランス人居住者に向けて発信された情報が、日本のマスコミに取り上げられたり、直接翻訳されてネットを通じて拡散されたりして、日本人の情報源としても大きな役割を果たしたようです。
日本政府が発表する情報には虚偽や隠蔽があると、疑いの気持ちで接した人は多かったはずです。そういった人たちには、行動の指針にもなったのではないでしょうか。
上の文章は、在日フランス大使館が正式に日本語で発表したものです。この文章のフランス語のテキストも、下のリンクから見ることができます。在日フランス人を対象にしたものですので、日本語のテキストにはあった、犠牲者への弔意を述べた文がありませんが、その他は同じ内容です。
(L’Ambassade reste ouverte à Tokyo: Ambassade de France au Japon)
http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article4588
福島第一原発の状況はいまだ予断を許しませんが、地震・津波・原発事故という3重のショックは、まずは一段落し、復興に向けての長い道のりがこれから始まる、ということを感じさせる文章でもあります。
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